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我々、人類が滅んだ件  作者: かりすます
転生した世界を理解する。
1/2

転生というものをしてしまったようだ

自分が満足できればいいと思っている。

俺の名前は石島太陽【34】実家暮らしフリーターだ。

自分は普通に頭はいいと思っている。がフリーターだ。

いつものようにゲーム,ラノベ,フィギュアを買うためにコンビニでバイトをしていると窓の外が急に暗くなった。


なんだ?と思い外に出て周りを見ると、たくさんの人が上を見て呆然としている、自分も上を見るとたくさんの人が上を見ている理由がすぐにわかった。


隕石が降ってきていた。それは月だった!

その日人類は滅んだ。


知らない綺麗な部屋のベッドで目覚めた

「あれ、俺月が落ちてきて死んだはずじゃ、ここはどこだ?」


あたりを見渡すと部屋の角には知らないメイド姿の美少女がいた。

こちらがその少女を見つめているとその少女もこちらに気づいたようで走って近づいてきた。

「お目覚めになられましたか!セレネ様!良かった、」


...セレネ様??誰だそいつ?

「セレネ様とはどちら様ですか?だれかと間違えているのでは?」


あれ、声がいつもと違う?

「あーあーあーあいうえおあいうえおマイクテスト〜マイクテスト〜」


!!!!「なんだこの可愛い声はぁぁぁぁぁぁ!!」

と自分の声に驚いていると、少女が驚いたように聞いてきた。

「どうしました!?大丈夫ですか!?どこか痛いのですか!」


「いえ、声が変わったこと以外問題ないはずです。」

そうだ、声が可愛くなったこと以外問題ないはずだ!

そうだ。そうだと信じたい。


「なんですか?その喋り方は、?やはりどこか痛いのでは?」


へ?喋り方は問題ないはずだが。

まさかまさかまさかまさかまさかまさかまさか!

「すみません!鏡!鏡を持ってきてください!」


「?はい!今すぐ持ってきます!」


その後すぐ少女は鏡を持ってきてくれた。

俺の悪い予想があたってないといいが、


鏡を見る。

そうか、やはり当たってしまった、悪い予想が。

「うわぁあああああああああああああああ!誰だこの可愛い少女はあああああああああああああああああああああ」


俺があわあわしていると、少女が

「わわわわわわ、セレネ様がおかしくなってしまいましたぁあ

 ご当主様をすぐ呼んできます。」

泣きながら部屋を出て行ってしまった。


「よ、よし、まずは深呼吸だ。すぅはぁすぅはぁ、どういうことだ?確かに俺は死んだはずだが、まさかこれが転生というやつか?」

おたく知識を駆使しこれが転生だと考える。少女が部屋に戻ってきた。その後ろにはいかついおじさんと優しそうな女性がいる。

少女はそのおじさんたちに頭を下げて部屋の角に立った。


するとおじさんと女性が近づいてきた。

「セレネ大丈夫か?マヤから状況は聞いている。マヤはお前が自分の名前を覚えていないと言っていたが本当か?」

どうやらあのメイド姿の美少女はマヤという名前らしい。


「はい、少し記憶が混濁しているようです。」

少し誤魔化して言う。さっき話し方もおかしいと言われたから少し丁寧に話してみるがこれであっているらしい。


「そうか。医者を呼ぶから待っておれ。」

とおじさんは部屋を出て行った。


次は優しそうな女性が話しかけてきた。

「セレネ大丈夫ですか?記憶が混濁していると言っていましたが、先ほどもいつもならお父様を見たらすぐ挨拶しますのに、まさかお父様や私のことは忘れていませんよね、?」


なんとあのいかついおじさんとこの女性はこの世界の俺の両親らしい。

「はい、大丈夫です。お母様。私がお母様やお父様のことを忘れるわけがないじゃないですか!先程は少し焦ってしまっていて挨拶するのを忘れていました、すみません。」


「そうですか、良かったです。もし私たちのことを忘れていたらどうしようかと、」

少し泣きそうに言う。

母は医者が来るのを玄関で待つといい部屋を出ていった。

マヤも俺に頭を下げて部屋を出て行った。


やばい。これ俺がセレネじゃないとバレたらどうなる?!

髪色

セレネ→銀

マヤ →黒

当主(父)→白

女性(母)→銀




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