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シーン17


 

                 ――8月31日――


 ボクが帰って来て最初の夏休みは終わる……。

 みんなで行った海水浴を始めたくさんの事をして遊んだし、それで宿題が遅れちゃってせーやや春香ちゃんに手伝ったりしてもらったのも終わってみればいい思い出になったと思う。

 明日からはまた学校が始まる、朝起きてせーやと一緒に家を出て春香ちゃんち、時には千秋ちゃんと一緒に登校する。 それから冬子姉ぇのホーム・ルームがって授業が始まって、それが終わるとみんなで部活……そしてせーやと一緒に家に帰るという日常が再開する。

 そんな日常はずっと続いてほしいって心から思える幸せな日常……六年前に一度なくしてからずっと望んでやっと戻って来れたセカイだった。。

 「……でも、ボクや春香ちゃんがせーやに告白なんてしたらどうなるんだろ?」

 ベッドの上、今はもう自分のだって思えるようになった部屋の天井を眺めながら思う。 流石に完全に崩壊なんて事にはならないだろうけど、良くも悪くも変化はあるには違いないと思う。

 自分の気持ちに気が付きそれを伝えたい一方で、そういう変化を怖いと感じる自分も確かにいる。 また、せーやにいつまでも死んでしまった四季ちゃんに囚われていてほしくないのに、自分達がせーやと四季ちゃんの絆を踏みにじる行為をしているようにも思えてしまう……。

 春香ちゃん同様に他のみんなの気持ちが知りたいのあるけど、ボクはボクでまだ自分の心に整理を付けるまではせーやに告白は出来そうにないって思えた……。


                夏編 終


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