11/30
血を吸われた
今。私は、棹音に呼び出されて屋上にいる。
何の用だろう?・・・・・・まさか?期待に胸を膨らませる。
「お待たせっ」
「棹音!」
「スマフォにアプリインストールさせたいんだけど、やり方教えて」
なんだ。そんな事か。私は心の中で舌打ちをする。
「えーとね、・・・」
私は棹音に近付き、そっとスマフォを覗き込む。
「う~んとね。まず画面の中にある、・・・・・・痛っ。えっ?!」
私は、首筋を噛まれ、血を吸われた。
「1週間以内に俺様を捕まえられなければ、お前も俺様のしもべだ。あばよっ!」
「ちょっ、ちょっと待ちなさいよー」
ヴァンパイアは空に舞い、そして華麗に消えた。
「私、どうなっちゃうの?」




