エピローグ
楽しいパーティから一夜が明けて、忌々しい月曜日がやってきた。
完全燃焼しきった精神と肉体が分離して、どうしても授業の内容が頭に入って来ないまま、刻々と時は流れていき一学期終了を促す終業式の朝のことだった。
今日が終われば、いよいよ明日からは楽しい楽しい夏休み。
でも、その楽しみをぶち壊してくるのが各教科担当の先生から出される課題だ。とくに俺たち理学系コースの人たちには例年、これ終わらないんじゃね? って言うぐらいの課題が出されるらしい。
なんてことを予想しつつスマホをいじって週刊SOW情報局を眺めていると。
「あ、いたいた。十六夜くーんおっはよー♪」
と、元気よくクラスに登校して、朝一に声をかけてきたのはとおりんさんだった。いつも一緒に登校してくる白星さんとは今日だけは別のようだ。
「おはようございますとおりんさん」
「うんっ。ねえ十六夜くん、今時間ある?」
「ありますけど?」
「じゃあちょっと一緒に来てくれない? ここじゃ話せないことだから」
とおりんさんと俺の会話に聞き耳を立てていたらしく、ザワザワと小言で騒ぎ立て始めた。
……安心しろ。告白とかそんなんじゃないと思うからよ。
ざわつき始めたクラスを彼女と一緒に出た俺は、ひとまず人気のない屋上へと向かった。
「それで話ってのはなんですか?」
「うん。十六夜くんたちって夏休み何か予定立てていたりする?」
「夏祭りと花火大会、それからお盆に父方の実家に帰るぐらいすかねー。咲妃たちはどんな予定立てているか知りませんが」
「それならさー来週の月曜日から三泊四日でうちの別荘に遊びに来ない?」
「べ、別荘―!? 別荘ってあのセレブとかがもっているあの別荘に!」
いやはや。とおりんさんもとい、白星さんたちが医療関係社の令嬢だってことは知っていたけど。まさか、別荘を所有していたとは……恐れ入った。
「もちろん、氷空ちゃんや八雲さんにアリスちゃん、園崎君に香西さん。皆でだよ。どうかなー?」
「ぜ、ぜひとも行かせてもらいます! とりあえず、あとで咲妃たちに連絡しときます。それで別荘は海と山どちらに?」
「山もいいと思ったけど、やっぱり夏は海よね。水着の準備も忘れずにねっ」
「了解」
ビッと、とおりんさんに軽く敬礼して俺たちはクラスに戻った。
改めて思うが、アリスと出会ってからというもの、いろいろなことがありすぎで俺の人生百八十度変わったといっても過言では無いな。我ながらそんな非日常に馴染んできているのが末恐ろしく思うよ。
さて、今年の夏休みはいったいどんな非日常が俺を待っているのか楽しみだ!
さあ楽しい夏休みの幕開けだ!
To Be Continued
みなさーんぽいちゃー♪ 黒覇媄兎でーす♪ いやはや、3章で無事母さんの仇を討ててよかったね神夜! すっごくかっこよかったよって褒めてあげたいぐらいです。
さて、前置きはそのぐらいにして。私こと黒覇は先月晴れて大学生になりましたー♪ 88888888888888888888888888
高校とは違ってがっつり時間が取れる分、バイトもしなきゃいけません…。ですが、小説を書くことはやめません! これからも続けていきます!
さて、第4章は夏休み回です!
夏と言えば『夏だ! 海だ! お祭りだ―!」ですよね。でも、彼らにとっても夏の三拍子は『夏だ! 海だ! ○○○だ―!」で決まってます! えっ? 〇の部分はお祭りだろ? って思ったかたーそれは違いますよー。ちゃんと異世界要素も入れておりますのでご心配なく!
それでは、また4章のあとがきでお会いしましょう♪




