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ドクターK   作者:
1/1

プロローグ

世の中には、様々な業界用語がある。例えば、[レーカーのサマオー(カレーの王様)]等がそれに当たる。同じように、野球界にも、野球用語と呼ばれる業界用語がある。しかし、その殆どが世に出回ってはいない。その野球用語の一つに、[ドクターK]がある。ドクターKとは、いわゆる奪三振王のことで、ある意味ピッチャーの理想の姿であると言えよう。かの野茂英雄も、かつてアメリカ・メジャーリーグで〔ドクターK〕としてメジャーの強打者に恐れられていたのだ。

さて、ここ広島の龍王台にも、〔ドクターK〕が存在した。

17歳ながら190cmはある長身で、まるで海月くらげのように長い手足を持ち、マウンドに立つその姿は、まさに“超高校級”だ。

高校野球では滅多に起こらない、“全部のアウトを三振で締める”事が出来る投手で、プロ入りも確実といわれている逸材。そんな豪腕投手も、一つだけ悩ませることがある。“勉強”である。こればかりは全く駄目で、様々な高校からスカウトされたが、合格することは出来なかった。

その絶望から手を伸べてくれたのが、「学校法人凱劉がいりゅう学園龍王台りゅうおうだい高等学校」だった。この高校は、最近出来た高校で、まだまだ無名校なのだ。だから、野球で有名になろうと考えていたのだ。


大学受験・補習・怪我などチームがバラバラになるが、それを乗り越え、ともに成長していく青春ストーリー。青春を忘れた人にぜひ読んでもらいたい作品です。


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