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<IF番外編>何でもするって言ったよね?<エロ?>

 何でも一つ言う事を聞く。

 健全な男子として何と夢のある言葉なのだろうか。

 ハナに魔法を打ち込まれた帰りに何をしてもらおうか真剣に悩む。

 ……よし。


「あのさー、さっき何でも一つ聞いてくれるって言ってたよね?」

「うん」

「じゃあ一緒に風呂入ろうぜ」

「うーん……」


 幼馴染補正というべきか、実は小3か4ぐらいまで風呂は結構一緒に入っていた。

 昔あったことをもう一度やるだけさ。まぁ今はその時に無かった下心を持っているだけさ。


「まずお風呂って、ここシャワーしかないじゃない」

「大丈夫、浴槽はさっき作った」

「……あっそう」


 そもそもシャワールームは浴槽を設置できるぐらいの大きさは確保してあった。

 英語でバスが風呂を意味することぐらい分かるさ。

 まぁお蔭でお金がさらにピンチなのだが。

 ハナはしばらく考える。


「……バスタオルは巻いてくからね」


 よっしゃ。通った。



 入浴用の道具を揃えて先に入る。

 ハナの強い要望で体の洗いっこなどは無し。ただ浴槽に一緒に入る。

 それと俺も腰にタオルを巻く。という条件になる。


 何だろう、今更ながら物凄い興奮と緊張してきた。

 石鹸を体に擦り付ける。

 大分治ったものの、未明にコボルドの弓矢がカスった痕が少し痛む。

 使うかどうか分からないが、一応大事な息子は入念に洗う。


 風呂に張ったお湯の温度を確かめる。

 まぁ、こんなもんだろう。

 腰にタオルを巻いて足からゆっくりと入り、胸元まで浸かる。

 こちらの世界に入ってしばらくはシャワーだったので、かなり気持ちがいい。

 天井を見上げてぼーっとする。


 更衣室の方から足おとが聞こえる。

 ハナが入ってきたのだろうか。布が擦れる音がする。

 服を脱いでるのだろうか。この音を聞くだけでご飯が何杯でも食べれそうな気がする。


「……入るよ?」

「おーう」


 バスタオルを巻いたハナが入ってくる。

 思わずじっとみてしまう。

 大きくなったなぁ。互いに。


「……あんまりジロジロ見ないでよ」

「……あぁ」


 ハナは少し躊躇したが、湯船に入ってくる。

 女性特有の匂いがする。バスタオルがお湯を含み、少しだけ乱れを見せる。

 ハナは俺の正面に体を沈める。


「二人で入るにしては、この浴槽狭くない?」

「そうか?現実ではこんなもんだったろ」


 わざとちょっと小さい浴槽を設置したのは言うまでもないだろう。

 

 正面を向きあいながら、無言の時間が過ぎる。

 こんな状態でどんな話題を出せばいいのか見当もつかない。

 ちらっとハナの目線を追ってみる。

 ……密かに俺の息子を見てるな。

 ちょっとアピールしてみたら、顔を赤らめて目を背けていた。


「なぁ、バスタオル取ってみないか?」

「……ダメ」


 ハナのバスタオルにそっと左手を伸ばす。

 その手はハナによって抵抗される。


 右手でハナの頬を撫でる。

 そっと顔を近づけ、唇を重ねる。

 少し抵抗はあったが、受け入れられる。

 ファーストキスは歯磨き粉の味だった。

 この味、ハナの使っている歯磨き粉だ。

 入ってくる前にどこかで入念に歯を磨いていたのだろうか。


「取るぞ」

「……駄目」


 右手を背中に回し、左手でバスタオルを剥ぎにかかる。

 まだ多少の抵抗を見せていたが、少し強引に取ると強い反発は無かった。

 体を離し、顔を見つめる。

 何というか、色っぽい顔をしている。

 こんな顔のハナは初めてみた。

 そのまま目線を下げる。

 そこには露わになった胸元が……。


「……ちっさ」


 俺の記憶はそこで途絶えていた。

あくまで番外編であり、本編では存在しないイベントになります。

本編ではこの段階ではまだお願い未使用で浴槽も存在しないのでご注意下さい。

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