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ラ ファン  作者: 琴音
2/2

謎の少女

「ラファン」・・・本当にあるのかさえ分からない村。

でも書いてあるとおりに進むと1つの城が。

周りには建物もなく草原が広がっている。

歩いてきた道も少し歩きにくいぐらいの細い道で誰でもこれそうな所だ。


ル「本当にここかよ。普通のところじゃねーか。まっ不気味な城はあるがけどな。」

ユ「んー・・・でも地図だとここだよ?」

ロ「やっぱり帰ろう。なんかここ嫌な感じがする・・・。」

ル「なんだよ~ロベルト。もしかしてびびってんのか~w」

ロ「違うよ。俺は二人の安全を思って・・・。って2人とも何進んでるの!?」


2人はロベルトの言うことは無視して城の中へと入っていった。

扉は鍵がかかっておらず今でも誰かが住んでいるのではないかと思うくらいきれいだった。


ル「おい、本当にここ誰も住んでないのか?すげー綺麗だぞ。」


3人は部屋を見て回った。

しかし特に変わったものはなくルークは飽きた。

と言い出したので帰ろうという話になりいったん庭に出た。


ユ「っ!!待って!!あそこ何?」


とユリウスが指をさした先には少し離れた所に塔が建っていた。

ルークはせっかく来たんだし見に行こうぜと言い出し見に行くことに。


ロ「ここ見たらすぐ帰るからね~」

ル「わかってるよ」


と3人は長い階段を登っていった」先には1つのドアが・・・。

鍵がかかっていると思ったら触れたらすぅーっとドアが開いた。

少し不気味に思いながらも足を踏み入れた。

先には1人の少女がベットの上で眠っていた。

その少女は髪も肌も白く16歳ぐらいの姿に見えた。


ル「わっ!!人がいる!!」

ロ「なっなんでこんなところに人が!!?しかも・・・ねっ寝てる??」

ユ「うん・・・。髪も肌も白いのに見た目は幼いよ。」

ル「だな。俺結構好みだぜww」

といいながら触れようとした。

ロ「やめなよ兄貴。」

誰もいない城で眠っている少女。今までたどり着けないとされてきた「ラファン」

怖がるのも無理はない。

ユ「俺も止めといたほうがいいと思う。」

と2人は反対したが

ル「少しくらいなら平気だって。」

と手を伸ばして少し肌に触れた。

・・・が特に何もおきなかった。

ル「なんだ。何もおきねぇーじゃねーか。」


その場に30分くらいいただろうか。

ルークがまた飽きてしまい少女一人置いていくのもかわいそうだが

不気味だからと帰ろうとしたそのとき


少「・・・ん・・・。あなたたち誰・・・?」

と少女は目を覚ましたのだ。

ユ「おっ起きた・・・!!」

少女は少し首をかしげて

少「あなたたち誰?」

とずっと聞いてくるので

ル「おっ俺はルーク。こっちがロベルトで、そっちはユリウス。」

と順番に名前を教えていった。

少女は2回ほどうなずいてベットから立ち上がった。

が何も話さず沈黙が続く・・・。それに絶えられなくなったルークは

ル「お前の名前はなんて言うんだ?」

少「・・・名前・・・?」

と少し困った顔をしたが

少「私はミシェル・・・。」

ル「ミシェルか。いい名前だな。ミシェル他の人はどうしたんだ?」

ミ「・・・わからない・・・」

少女は何を質問されても分からないとしか答えなかった。

でも1つ分かったことは年は17歳ということだ。


ロ「ねぇ兄貴どーする?彼女。」

とミシェルから少しはなれたところで会話していた。

ル「どーするって置いていくわけにもいかないし連れて行くしかねーだろ。」

ロ「はぁ~。つ連れて行くってどーする気だよ。なんか怪しいし。

  ラファンには誰も近づけないとされてた村だし、ましてや彼女1人だけ。

  今までどうやって暮らしていたかもわかんないのに。」

ル「だからだよ。お前は女一人こんなところに置いていけるのかよ?」

ロ「そっそれは・・・。」

ユ「俺もつれて帰るのには三星。ここ寒いし1人かわいそう。」

ロ「ったくしょうがないな・・・。」


ミシェルに聞こえていたかどうか分からないが3人がミシェルのほうを向くと少し首をかしげた。

ル「ミシェル。ココは寒いし食料もなさそうだ。一人で暮らしていくにはつらいだろ?

  だから俺たちと一緒にこねぇーか!!?」

とルークは満面の笑みで問いかけた。

ミ「・・・行ってもいいの?・・・」

そんな答えに3人とも優しい笑顔でうなづいた。

ミ「・・・みんなと・・・行く。」


ルークたちはミシェルをつれて村に帰ることにした。

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