新しい厨二病仲間が増えました(6話)
☆厨二病の悪役令嬢は、優雅に踊る☆
〜6話〜
私は、乙女ゲームの悪役令嬢のルリに転生して1年が立ちました。
この1年で修行や魔物討伐や盗賊退治や色々としました。
そのお陰でだいぶと強くなりました。
そして今日も魔物討伐と盗賊討伐をする為に森に向かいました。
すると村人が盗賊に襲われていました。
私は、いつも通りに黒色のマスクを付けて黒色のゴスロリに背中に黒色の羽が着いている衣装で3人の女性と盗賊の間に立ちました。
「ふふふ、我は、堕天使ガブリエル。
今宵は、我の血肉となる獲物は、どなたかしら?」
私は、右手で右目の赤色のカラーコンタクトを軽く隠して左手を盗賊の方に向けて怪しく微笑みました。
「堕天使ガブリエルだと?
頭がイカれた奴だな?
意外と可愛らしいしよな……
可愛がってやるぞ!」
盗賊の男性は、嫌らしくニヤニヤしながら私に近づきました。
「ふっ、我に歯向かうとは、愚か者め……」
私は、魔法の黒色の剣を作り盗賊の男性の体を斬りました。
すると男性は、ゆっくりと倒れました。
「な、何が起きたのか!?」
盗賊は、私に剣で斬られて倒れたのを見て驚きの声を出しました。
「我の堕天使の力をその身で受けるがよい」
私は、右手で右目を隠して剣を他の盗賊に向けました。
私は、ゆっくりと盗賊達に近づいて素早く盗賊達を魔法の黒色の剣で斬りました。
すると盗賊達が倒れました。
「あ、あの、助けてくれてありがとうございました……
堕天使ガブリエル様……」
女の子は、私に頭を下げて助けてくれた感謝を表しました。
「ふっ、人間よ。
お主達を助けたのは、気まぐれだ」
私は、右目を右手で隠して怪しく微笑みました。
突然、3人の女性は、倒れて苦しそうにしました。
「ほーー……
その痣は、呪持ちか……
遥か昔、邪悪な者を倒す為に集められた聖なる者の末裔か……
邪悪な者達に呪いを掛けられた哀れな者達よ。
我がその呪いを癒してしんぜよう」
私は、女性達の黒色の禍々しい痣を見てつい厨二病の嘘のオリジナル設定を思いついて口元を押さえて怪しく微笑みました。
そして女性達の呪いを解除する光魔法を呪に絡ませて呪いを解除しました。
すると女性達の呪いの痣が消えました。
「えっ……?
痣が消えました……
それに苦しさもなくなりました……」
女性達は、痣と苦しみがなくなったのを見て戸惑いました。
「ふふふ、我の堕天使の力には、不可能がない。
さあ、乙女達よ。
我と一緒に来るか?
さすればさらなる力を授けよ」
私は、右目を右手で隠して左手を女性達の方に向けて怪しく微笑みました。
女性達は、互いに見つめて軽く頷きました。
「わ、私達は、堕天使ガブリエル様に着いていきます!」
女性達は、私の手を握り締めて真剣な表情で私を見つめました。
「ふっ……
我についてくるがよい。
さあ、我に名を述べるがよい」
私は、右手で右目を隠して女性達の顎を触り怪しく微笑みました。
「私達は、前の名前を捨てました。
堕天使ガブリエル様が私達の名前を付けてください」
女性は、右手を強く握り締めて私に名前を付けるのをお願いしました。
「良かろう、名を授けてしんぜよ。
お主は、クロルネ。
お主は、サッシカイア。
お主は、オノロベラ。
ありがたく名を受けるがよい」
私は、女性の名前を厨二病全開でワインの名前を付けました。
「クロルネ……
ありがたく名前を受け取ります、堕天使ガブリエル様」
クロルネは、膝を着いて頭を下げました。
「サッシカイア……
ありがとうございます。
ありがたく名前を受け取ります、堕天使ガブリエル様」
サッシカイアは、膝を着いて頭を下げました。
「オノロベラ……
ありがとうございます。
ありがたく名前を受け取ります、堕天使ガブリエル様」
オノロベラは、膝を着いて頭を下げました。
まさか厨二病全開の設定をこんなにも真剣で返してくれるとは、思いませんでした。
そしてこれから厨二病仲間が増えて行くのが嬉しくなりました。
さらに厨二病全開の設定を楽しもうと思いました。
〜つづく〜