修行を頑張ります(5話)
☆厨二病の悪役令嬢は、優雅に踊る☆
〜5話〜
私は、乙女ゲームの悪役令嬢のルリに転生しました。
だから乙女ゲームの世界を楽しもうと思いました。
初めに魔法の練習をしました。
でも魔法の練習で遣り過ぎて森を吹っ飛ばしてしました。
だからこれからは、もう少しだけ自主をしようと思いました。
「メイドのアンさんからは、屋敷で大人しくしていなさいって言われましたがバレなければ良いですよね。
『テレポート!』」
私は、悪戯ぽく微笑んで瞬間移動で屋敷から逃げ出しました。
街外れの崖に囲まれた砂漠に来ました。
「さてと、魔法の肉体強化で何処まで出来るのか確認しましょう。
まずは、魔力を体全身に巡らませて……
魔力の塊を身体全体を覆い尽くす感じにして……
それを体に馴染ませる様な感じにして……
はーー!」
私は、魔法で肉体強化して大きな岩を殴りました。
すると岩が木っ端微塵になりました。
「へーー、肉体強化魔法ってこんな感じなのですね……
あっ、もしかして、肉体も鍛えたらもっと強くなれるのかも知れませんね!
よし!
忍者の修行とかで見た重りを付けて山の中を走りましょう!
それに小さな木を毎日飛び越えるのもしてみたいです!
小さな木に成長の魔法を使っても早く木が大きくなりますよね!
他にもアニメや漫画で見た修行もしてみたいです!
ここは、異世界だから何でも出来ますよね!
よし、今日から修行を頑張りましょう!」
私は、両手を強く握り締めて修行の意気込みを表しました。
それから毎日ムチャな修行を沢山しました。
気が付くと普通の魔物ぐらいならば簡単に倒せる様になっていました。
それから1年が立ちました。
気がつけば盗賊討伐と魔物討伐が日常になっていました。
そして私の日常が変わる様な出会いがあるとこの時の私は、思ってもいませんでした。
〜つづく〜