大天使様の降臨パート1(4話)
☆厨二病の悪役令嬢は、優雅に踊る☆
〜4話〜
☆大天使様の降臨パート1☆
(この話は、隣国のワーグ王国の第1王女のエリザベス·マーガレットの視点です)
私の親を殺した魔族を滅ぼす為にその魔族を追い駆けていました。
その魔族の名前は、カリマです。
その魔族のカリマが聖ライト王国の魔の森に見掛けたって情報を手に入れました。
だから聖ライト王国の魔の森に向かいました。
「ここにあの魔族のカリマがいるのですね……
今度こそ逃しません!」
私は、魔の森の前に着くとカリマがいるかもって思い森の方を睨みました。
「よう、エリザベス、まったくお前は、しつこいな。
そろそろ、お前との追いかけっこもうんざりだ。
だから今回で終わりにしよう」
何もないところからカリマが宙に表しました。
そして嫌らしくニヤニヤと笑いました。
「それは、こちらの台詞です!」
私は、剣をカリマの方に向けてカリマを睨みました。
「それは、これを見てもそんな事が言えるのか?」
カリマは、嫌らしくニヤニヤしながら黒色の破滅のオーブを見せました。
「なっ!?
それは、破滅のオーブでありませんか!?
終末のドラゴンを召喚すると言うのですか!?
それがどう言う事か解っているのですか!?」
私は、破滅のオーブで終末のドラゴンの消滅が全生物の消滅だと理解していました。
だから大声を出して終末のドラゴンの危険を指摘しました。
「それが何か?
ただの全人類の消滅だろ。
良い事でないかよ。
見ろ!
これが終末のドラゴンだ!」
カリマは、破滅のオーブを上に上げて魔力を込めると破滅のオーブが割れて漆黒の終末のドラゴンが現れました。
終末のドラゴンは、山を越える大きさでした。
「な、なんて禍々しいドラゴンなのですか!?」
私は、恐ろしい終末のドラゴンの姿を見て体を震わせました。
「うはははーー、終末のドラゴンよ!
全てを滅ぼせ!」
カリマは、私の方に指を指しました。
でも森から虹色の光が飛んで来て終末のドラゴンが光を包み込むと終末のドラゴンが消滅しました。
「なっ!?
終末のドラゴンが消滅しただと!?
ま、まあ良い。
これだけだと思ったら間違いだぞ!
魔の森の奥深くにある冥界の門の封印を解いた!
時期に冥界の死者達がこの国の人間達を滅ぼすだろ!」
カリマは、高々と大声で笑いました。
でも突然炎のドームが魔の森の中心から広がり冥界の門と魔の森が消滅しました。
「なっ!?
馬鹿な!?
こんな事があるか!?
くっ!?
覚えているよ、エリザベス!
いつかその命を貰ってやる!」
カリマは、私の方に右手の人差し指を指して直ぐに姿が消えました。
「い、いったい何が合ったのですか……?
それに先ほどの終末のドラゴンを消滅させた虹色の光は、神話に出てくる聖なる光に似ていました……
それに魔の森と冥界の門を消滅させた炎は、神話に出て来た天罰の炎に良く似ていました……
も、もしかして大天使様が私を救いに来てくれたのですか……?
大天使様がいなかったら私もこの国の人達も滅んでいました……
私とこの国の人達を救ってくれてありがとうございました……」
私は、両手を合わせて大天使様に私達を助けてくれた事の感謝を表しました。
〜つづく~
物語を楽しめる様に説明します。
魔法の練習で大事になりましたの3話と大天使様の降臨パート1の4話は同じ時間軸です。
ルリの放ったレインボーバスターは、偶然、終末のドラゴンに当たり終末のドラゴンが消滅しています。
ルリは、レインボーバスターを終末のドラゴンに放ったつもりがありません。
ルリの放ったアトミックボンバーは、偶然冥界の門に当たり消滅させています。
アトミックボンバーを魔の森に放ったつもりです。
ですから冥界の門にアトミックボンバーを放ったつもりは、ありません。
ルリが大天使様だと勘違いされているのに気がついていません。
その事を理解してもう一度魔法の練習で大事になりましたの3話と大天使様の降臨パート1の4話を読んでください。