初めての契約
続きを投稿させていただきます、今回も1000文字少々と読みやすくしたつもりなのでサクッと読んでやってください
ベリアルのアドバイス()により自分が狙われる立場に居ることを知った俺は…
「もうヤダ、マジ無理死にたくねぇ、てか指輪なんかくれてやるからさっさと人間界に帰りてぇ…」
絶賛やさぐれていた。
「気持ちはわかりますがいけませんよ、そんなことを言っては」
「そうそう、人生は一度きりだからさ、もっと楽しまないと」
「そもそも一度付けた一つの指輪って外してもいいんだったデシュか?」
ネビロスとシュマちゃんはわかるがベリアルはいつか泣かす!!
てかシュマちゃんの発言に引っ掛かりが…
「あの~シュマちゃんどういう事?」
シュマちゃんが頷きながら俺に話す。
「一つの指輪なんてレア物忘れてたんでシュが、確か一度付けたその人物が死ななないと契約が解除されないはずなんでシュよ」
…マジ?
じゃあ俺命狙われるとかろくな目に合わないじゃん!!マジでどうしたらいいんだよ~~~~~!!
俺が頭を抱えているとベリアルという元凶が俺の肩を叩きながら言う。
「安心しなよ、俺は契約してあげるさ、多分ヨグ…シュマちゃんにネビロスも同じだからここに居るんだと思うぜ♪」
「ホントか!?ベリアルはどーでもいいけどシュマちゃんとネビロスが仲間になるのはありがたい!!」
「おーっとベリアル君ショックだ~~♪」
放置しても喜ぶとか無敵すぎん?
まぁベリアルと書いてアホと読むやつは放置して、シュマちゃんとネビロスに顔を向けるとネビロスはペコリと頭をさげ、シュマちゃんはウィンクしてグッドポーズをしてくれた。
俺は涙を流しながら
「シュマちゃん~~ネビロスぅぅ」
と某猫型のロボットにすがりつく小学生のように二人にすがりつく。
「契約を結んで差し上げましょう、シュマさんもそのつもりでしょう?」
「そうでシュね、圭一君と居るとしばらく飽きなさそうだし、契約してもいいでシュよ。」
「そうそう♪圭一君結構面白そうだし、しばらくキミが生きてる間位は一緒に居てもいいと思ったんだよね~」
三者三様だが、力を貸してもらえるのは助かる、俺は三人に頭を下げようとするとベリアルが止める。
「曲がりなりにも俺たちの王だ、王が臣下に頭を下げるもんじゃない、言葉で感謝を言うのは良いけどね~~♪ま、もっと堂々としなよ♪」
俺は下げようとした頭を上げて三人に感謝の言葉のみに留める。
「ありがとう三人とも、そしてこれからよろしく。」
三人は頭を下げて臣下の礼を取る、ベリアルは結構ふざけた感じだったから脛を蹴ってやった。
喜んでて気色悪かった。
まぁ今の俺からするとどん底な生活になっても意外と悪くないもんだ、これからは前向きに…
あれ?そういえば俺って人間界に帰るのどんくらいかかるのか聞いてない気がする…
「なぁなぁ三人とも、俺人間界に帰るのどんくらいかかるのかな?そもそも帰れるの?」
三人がしばらく考え込み…
「「「10年位かな(でシュ)」」」
俺は気が遠くなって意識を手放す…さすがに10年音沙汰なしはきついってかもう心折れそう…
閲覧ありがとうございました、この小説は大体1000文字前後のサクッと読める小説を目指してます、感想お待ちしております