Suise's Side Story2 「The Raise you up」
あーなたの、夢にぃ
おぅ邪魔しまぁぁす。
it's me?Brianaaa↑↑
Gigan 間 teeeeeeeee〜
という事で最近はブリアナギガンテさんの
YouTubeにどハマりしております。REN'sJacksonです。
スイセのサイドストーリーを書くにあたって
根こそぎドラァッグクィーンや
LGBTの方々の動画や番組を
拝見させていただきました。
結論からいいますと。
下品です。でも、みんな乙女。
何より超面白い!!
今回はそんなお話し。
魔法にかけられたつもりで
見てってや!!!!!!
では、楽しんで!!!
N
ここはラミオラス帝国の首都
シンシャドゥールより東に位置する
芸術と憧れの街アラーナ。
ラミオラス帝国のファッションの最先端が
常に生み出され続け
若者が住みたい街としても
毎年ナンバーワンになるほど
誰もが憧れる高級住宅街でもある。
アラーナにはビルがいくつも建っており
奇抜なオブジェも並んでいるが
それさえも違和感を覚えないほど
芸術的な建造物の数々が
絶妙なバランスを保ち異彩を放っていた。
そして、その街は
十鬼槍黒百合部隊 隊長であるスイセが住む街でもあった。
スイセ
「アッハーン!!
今日はひっさしぶりのオッフ!!」
スイレ
((そして念願叶ったあの日!!!))
スイレン
((それは嬉しいけど...見渡せど見渡せど
何処もかしこもギリちゃんの顔ばっかりねぇ。))
スイセ
「見慣れた顔があちこちあるのも違和感あるけど
そこは流石の甘々スウィーティマイリトルラバー!!」
スイレ
((ゾクゾクしちゃう!!))
スイレン
((まぁでも...そのおかげでラッキーだったわ!!))
ジェシカニーパ
((アンタ達...浮かれてんじゃないよ!!!
気を引き締めな!!!!))
N
ポセドニアの一件から数週間後
トギリが鞘花になったことにより
ラミオラス帝国はお祭り騒ぎになっていた。
鞘花となった事を世界中に知らしめる為に
日夜、報道しトギリを讃えるポスターの数々が
街を彩っていた。
アラーナも例外なく活気付き
トギリをモデルとした芸術品が街の至る所に飾られていた。
そんなトギリだらけのアラーナをスイセはサングラスをかけ
つば広帽子を深く被りながら
ピンヒールでカツカツと闊歩していた。
そして、妖精の様に目の前を飛び交う
スイセにしか見えないジェシカニーパ達と
いつも通り会話をしていた。
スイセ
「引き締めなってジェシー?見てよ...
この聳り立つ男味溢れるデザインを」
スイレ
((ファンタスティック!!!))
スイレン
((まるで...アタシ達が試されているみたいね))
スイセ
「大丈夫。アタシ達ならヤれる!!!」
ジェシカニーパ・スイレ・スイレン
((ヤれる!!!))
スイセ
「絶対に遅れは取らない!!!」
スイレン
((心の準備は...良い?))
ジェシカニーパ
((これは血と肉を求めた戦争よ!!!!
世はまさに弱肉強食!!!恐竜時代よ!!!))
スイセ
「アタシ達は飢えたサーベルタイガー!!!!!」
スイレン
((氷上のペンギン!!!))
スイレ
((岩壁にへばり付く藻!!!))
ジェシカニーパ
((そう!!藻!!!...藻!?!?
ちょっと意味分かんないんだけど!?
それにスケールが何で小さくなっていってんのよ!!))
スイセ
「待って!!しれっと聞き流したけど
氷上のペンギンも意味わかんないから!!」
スイレン
((セシーアンタねぇ
ペンギンの可愛さ舐めんじゃないよ!!))
スイセ
「可愛さの話しなんてしてないから!!!」
スイレ
((そんな事言ったら
そもそも恐竜時代が意味分かんないんだけど!!))
ジェシカニーパ
((弱肉強食っつったでしょ!!??
アタシの例えがなんで分かんないのよ!!レニー!!))
スイレン
((あ...。ちょっと!!アンタ達!!))
スイセ・スイレ・ジェシカニーパ
((何よ!!))
スイレン
((見て!!もう扉が開いてる!!))
スイセ・スイレ・ジェシカニーパ
((!?!?!?!?))
N
スイセは突然走り出すと
neeKO のビルに群がる人混みの中へ
突っ込んでいった。
スイセ
「今日は...バーゲンセールじゃあ!!!!!」
ジェシカニーパ
((蹴散らすわよ!!!!))
スイレン
((アンタ達のせいで出遅れたじゃない!!!))
スイセ
「アンタもでしょ!!」
スイレ
((neeKO 限定のコスメだけは手に入れるわよ!))
スイセ
「そんなの後よ!!モーニングフェイスの照明が先よ!!」
スイレン
((待って待って待って!!マラフェチーノのローションが
先って話しでしょ!?))
ジェシカニーパ
((何言ってんのよ!?
正拳突きから始まる恋ファイナル3のパンフでしょ!?
今回こそラストなのよ!?))
スイセ
「ラストに今回こそって無いから!!
って本当邪魔ね!!この人混み!!
美人が通りまーす!!!!」
ジェシカニーパ
((交代しなさいセシー!!
アタシがまとめて相手になるわ!))
スイレ
((やめて!!
相手にしたら買い物できないじゃ無い!!))
スイレン
((とにかく突っ込んで行くの!!))
スイセ
「あーもう!!耳元でうるさい女達ね!!!!
分かってる...わよ!!!」
N
スイセはneeKO の入口に群がる人々を
ボーリングのピンの様になぎ倒しながら進んでいく
スイレ・スイセ・スイレン・ジェシカニーパ
((うおおおおおおおお!!!!!!))
N
----------------------------
作者 REN’sJackson
ー千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜ー
番外篇Suise's Side Story2
【The Raise you up 】
※音楽ある場合鳴り止むまで待つ
----------------------------
スイセ
「どきなどきな!!!」
スイレ
((アタシ達様がお通りよ!!))
ジェシカニーパ
((やっちゃいなさい!!!))
スイレン
((待ってよ!!))
スイセ
「レンリーアンタ何言って...イケメン!!」
ジェシカニーパ
((混乱に乗じて玉にタッチ!!))
スイセ
「はい、タッチ!!」
N
スイセはそのイケメンに飛びついた。
スイレ
((いやあぁあ!!それじゃタッチダウンじゃない!!
死んじゃうわぁーーん!!!!))
スイレン
((3時の方向にイケメン接近!!))
ジェシカニーパ
((セシー!!!))
スイセ
「はい、タッチ!!!」
スイレ
((ちょっと!!泡吹いてるわよ!!))
スイレン
((10時の方向からもイケメン来るわよ!!))
ジェシカニーパ
((構え!!GO!!!))
スイセ
「はい、タッチ!!!」
スイレ
((待って待って待って!!!
アタシ達、目的見失ってるから!!
イケメンの玉タッチしに来ちゃってるからぁ!!!))
スイセ・スイレン・ジェシカニーパ
((!?!?!?!?))
スイセ
「ハッ!!!なんて事を!!」
スイレ
((!?!?!?...じゃないわよ!!この坦々麺が!!
neeKO の1階は食材でしょ!?
まずは2Fにあるジェシーのパンフからよ!!!))
ジェシカニーパ
((アタシ達とした事が!!つい!!!))
スイレン
((9時の方向からーーー))
スイレ
((アンタどんだけ触りたいのよ!!))
ジェシカニーパ
((落ち着きなさい可愛いブスたち!!
まずは深呼吸よ!!!!))
スイレ・スイセ・スイレン・ジェシカニーパ
((スーハッ スーハッ スーハッ))
間
スイレ
((フゥーーー。
ちょっとブスってどう言う事よ!?))
ジェシカニーパ
((アタシ以外はブスって親に言われて
育って来たの覚えてないの!?))
スイレン
((アンタこそ人にブスって言うならねぇ!!
そのチンチクリンな姫カットどうにかしなさいよ!!))
ジェシカニーパ
((アフロに言われたくないんだけど!?))
スイセ
「言っとくけどアタシ達!!
顔同じなんだけど!?!?」
ジェシカニーパ
((可愛いって付けてあげたじゃないのよ!!
他に何を望むって言うのよ!?
本当!!烏滸がましいオカマね!!!))
スイセ
「落ち着いて!!!
アタシが1番美しい!!!可愛さは仕方ないから譲る!!」
スイレ
((あら...そう?じゃぁ 神々 しさは貰うわね。))
スイレン
((分かった。アタシの負けよ。
艶やかさ世界一のアタシからすれば
そんな肩書きなんてゴミと一緒ね。
あ、ゴミは譲るわジェシー))
ジェシカニーパ
((そうね。ゴミはもらうわ。ありがとうレンリー。
環境に悪いから捨てとくわね。
えーっとぉ。アタシが入るゴミ箱あるかしら?
って誰が入るかーい!!!!誰がゴミよ!!
ゴミの肩書き欲しくないから!!!))
スイセ
「もうやめて!!独り言喋ってるみたいで
周りに距離置かれ始めてるわよ!?!?」
スイレン
((チャンスよ!!セシー!!))
スイレ
((このままエスカレーターで2階行くわよ!!))
ジェシカニーパ
((シャラくさいわね!!
そんなんじゃ間に合わないわよ!!))
スイセ
「任せて!!!ジャンプすればすぐよ!!」
ジェシカニーパ
((まずはパンフよ!!!))
スイレン
((neeKO の階層は把握してんでしょうね?))
スイレ
((当たり前じゃない!!
あ、帰りに動物園いかない!?))
ジェシカニーパ
((異議なし!!!))
スイセ
「グダグダ言ってないで飛ぶ...わよ!!
オンドリャァァア!!!!!!」
N
"neeKO "とは
アラーナ最大規模の高級ショッピングモール。
10階建ての巨大なビルは階層ごとにショッピングエリアが
分かれており休日になると
数々のセレブがこぞって買い物に来る。
常にパパラッチが入口前を張っているが
今年はラミオラス中のセレブが一挙に集まって来ている為
その規模は一万人以上にもなっていた。
N
そんなneeKO の動物園に
冴えない男が働いていた。
伸び切った髪は1年近く切られておらず
無精髭を蓄え痩せ細った身体
やっと有り付けた仕事は念願叶っての飼育員。
セレブ御用達のneeKO 3Fにある
ゴリラ専門の動物園"猿ノ楽園"だった。
動物が大好きで獣医を目指し
獣医学部に進んだが金銭的な事情で
卒業する事は叶わなかった。
しかし、経歴と事情を話すと
"これもチャリティーの一環だと思えば"そう言って
社長が雇ってはくれたが時給は最低賃金。
しかもアルバイト。
それでも動物達に囲まれながら
テレビやAZALeAを賑わす
セレブ達を見れて楽しかったが
日に日に自分との落差を目の当たりにして落ち込む毎日。
未来に絶望しながらも日銭を稼いでいた。
ただ、そんな男にも唯一の希望があった。
それは半年以上交際しているガールフレンド
ニコール=バラライカの存在であった。
ヘンリー
「ハァ...ツイてないなぁ。
よりにもよって今日のシフトがこの子達の部屋かぁ」
配役変更一覧
----------------------------
スイレ▶︎▶︎▶︎レルーナ(西ラミオラスゴリラ)兼任
スイセ▶︎▶︎▶︎セネガ (南ラミオラスゴリラ)兼任
スイレン▶︎▶︎▶︎ントッティ (東ラミオラスゴリラ)兼任
ジェシカニーパ▶︎▶︎▶︎パンダ (北ラミオラスゴリラ)兼任
----------------------------
N
ヘンリーはゆっくり扉を開けて
沢山の果物が入ったバケツを運び入れた。
広い部屋は沢山の丸太や遊具が置かれており
客と隔てているのは格子だけだった。
ヘンリー
「ごはんの時間だぞー」
レルーナ
「ウホッ!!ウホホッ」
ヘンリー
「ほら、ダメだろ?それはセネガのバナナだぞ?」
セネガ
「ウホーー!!!ッホッホッホ」
ヘンリー
「そうだ。いい子だレルーナ。
こっちにおいでントッティ。ココナッツもあるからな」
ントッティ
「ウホホッ!!ウホホッ!!」
ヘンリー
「こら!パンダ!!!お尻の穴を向けちゃだめだぞ!
みんな君たちゴリラを見に来てるんだからね。」
パンダ
「ウホッウホッウホッ」
ヘンリー
「今日はバーゲンセールだから
いつもよりも人が多い。
緊張するのは分かるけどゴリラらしく振る舞うんだぞ?」
ゴリラ全員
「ウホッウホホ!!ウホッ!!」
N
3階に広がる猿ノ楽園は
絶滅危惧種に指定されているゴリラを
間近で見る事が出来る。
その中でもレルーナ、パンダ、ントッティ、セネガは
アイドル的な人気を誇っていた。
シフトによって担当は代わるが
アイドルゴリラの部屋の清掃とエサやりは
他のゴリラと比べて言う事を聞いてもらうのが難しい為
とても大変だった。
ヘンリー
「聞いてくれみんな。はい、落ち着いてくれ。
そうだ。食べながらで構わないからさ。」
ゴリラ全員
「ウホッ!!」
ヘンリー
「みんなの分ちゃんとあるからな。
仲良く食べるんだぞ?」
レルーナ
「ウホッ!」
セネガ
「ウッホ!!」
ントッティ
「ウホッウホッ!!」
パンダ
「ウホッウホホ!!」
ヘンリー
「君たちは返事してくれるだけいいよね。
ハァ。そういえば聞いてくれよ。
最近、ニコールが返信してくれないんだよ。
やっぱり僕みたいな貧乏人じゃ釣り合わないのかな?」
パンダ
「ウホッウホホ?ウホホ!」
セネガ
「ウホッウホッウホッ!!」
ントッティ
「ウホホッウホッウホッ」
レルーナ
「ウホッ?ウホホウホッウホッ!!」
ヘンリー
「アハハ...ちょっと何言ってるか分かんないなぁ。
まぁ、いいや。今晩、ニコールに電話してみようかな。
どう?君たちもそう思うだろ?」
ゴリラ全員
「ウホッウホッウホッウホッ!」
ヘンリー
「だよな。
よし!!電話してみよう!!
ありがとう!レルーナ!セネガ!ントッティ!!パンダ!!
さぁ、客を楽しませてあげて!!
今日は子ども達も沢山いるからね!!」
N
ヘンリーがそう言うと
ゴリラ達は客の近くまで行った。
ヘンリー
「このご時世、仕事があるだけマシかなぁ。」
N
すると客が騒ぎ出した。
ヘンリー
「ん?何が...ちょっと!!みんな!!」
N
ゴリラ達は客に向かってウ○チを投げつけ始めていた。
ヘンリー
「ど、どうしたんだ!?
やめろ!!やめろって!!!」
N
ヘンリーの静止も虚しく次々と投げ付けていく
パンダ
「ウホッーー!!ウホホ!!」
レルーナ
「ウホッウホッウホッ!!」
ントッティ
「ウホッ!!ウホッ!!!」
セネガ
「ウンホッ!!」
ヘンリー
「ウ○チ投げちゃだめぇえ!!!!!!」
N
盛大な音を立てて暴れるゴリラ達。
木を薙ぎ倒し、丸太を壊し
小屋を破壊していった。
ヘンリー
「セネガ!!何をしてるんだ!!
ントッティ!!どうしたんだよ!!
レルーナ!!一体何をしてるんだ!!
パンダ!!君は!!
混乱に乗じて食べ物を隠そうとしているのか!?」
パンダ
「ウッホ!!」
ヘンリー
「まずい!!強化アクリル板を下ろさないと!!」
N
ヘンリーは急いで扉を開けてレバーを引くと
格子の外に透明な板が降ろされた。
しかしその判断はあまりにも遅く
客達は騒ぎながら決壊したダムのように
出口へなだれ込んで行った。
ヘンリー
「まずい...僕のせいだ。
園長になんて言ったらいいんだよ...」
N
ーースイセサイドーー
開店から5時間後。
カートには持ちきれないほどの荷物が
積み重ねられスイセ達はヨロヨロと進んでいた。
スイセ
「はぁーん!!買った買った!!
見てよ!!財布すっからかーん!!」
N
スイセは蛇皮のポーチから蛇皮の財布を取り出すと
逆さまにして見せた。
スイレ
((またAZALeAでひと稼ぎしなきゃね!))
ジェシカニーパ
((ローゼルちゃん元気かしら?
しばらく会ってないけど))
スイレン
((任務続きだったから断ってばっかりだったしねぇ))
ジェシカニーパ
((新たなケンディボーイと
上手くやってるわよね!きっと!!))
スイセ
「だと良いけどねぇ」
N
スイセは任務以外ではLady.S.Jとして
ミラクルライフスタイリスト兼
ウルトラクリエイティブデザイナー兼
スーパーファッションアドバイザーという肩書きで
世界のトレンドを作り出しており
ローゼルとは世界的ファッション誌AZALeAの鬼編集長で
スイセとは旧知の中である。
ジェシカニーパ
((セシー。アンタ余計なこと思い出したんじゃ無い?))
スイレ
((もう何年も前の事よ。忘れなさい))
スイレン
((あの死神クーワの件もあったから
少しセンチになったのよ。気にしない事よ。セシー。
あれから毎年、ギリちゃん達呼びつけて
コールボーイも呼んで
どんちゃん騒ぎしてるじゃない!!
その度に高級な酒で釣ってお金持たないんだからね!))
スイレ
((ジギおじちゃま呼んだら
えらい目にあったわねそう言えば))
ジェシカニーパ
((そうそう!!それとべべちゃんに
バニーガール跨らせたら顔赤くしちゃって!!
あの時のマリ坊の焦り様も面白かったわねぇ!!))
スイセ
「ルビウス様も来たらよかったのにねぇー」
スイレ
((来る訳ないでしょ!!
あの人全然笑わないんだから!!))
N
スイセ達は談笑しながら
エレベーターに乗った。
スイセ
「あ、乗りまーす!!」
N
しかし、あまりの荷物の多さに
エレベーターがぎゅうぎゅうになってしまった。
スイセ
「よいしょっと!!ごめんなさいねぇ!!」
N
大柄のスイセを見て、たじろいだ人々は
そそくさとエレベーターを出てしまった。
ジェシカニーパ
((あら親切!!))
スイレン
((世もまだ捨てたもんじゃ無いわねぇ!))
スイレ
((優しさの 塊 !!
そんなアタシ達は性欲の 塊 !!いやーん!!」
N
全面鏡ばりのエレベーター内では
モーニングフェイスの照明がキラキラと光っていた。
スイセ
「まぶしっ!!見てよ!!モーニングフェイスの照明!!
相変わらず訳わかんないデザインが素敵!!
照明なのに電球付いて無いって斬新よね!!」
スイレ
((アンタそれじゃただのオブジェじゃない!!
それより見てよこのコスメ!!
このリップ食べれるんですって!!
小腹空いた時にちょうどいいわよね!!!))
スイレン
((もう、半分セシーが食べてたわよ。))
スイレ
((ドゥウエエエエエ!!!))
スイレン
((そんな事よりもぉ!!マラフェチーノのローション!!
見てぇ!!この白くてヌルヌルでベトベト!!
でもお肌に塗ったらサラッサラ!!
これでマッサージしたらもうアドレナリンが
ドピュッドピュよ!!!!))
ジェシカニーパ
((アンタそのローションくっそ高いんだから
いかがわしい事で使わないでよね!!
どうせティッシュで拭き取られちゃうんだから!!
それより見てよーん!!このパンフ!!
やっぱり良い男よねぇバショウ=コトブキって!!))
スイレン
((どうやらBL展開らしいわね今作!!))
スイレ
((どういう展開!?ヒロインいないの!?))
ジェシカニーパ
((アンタ前作からそうよ!!))
スイセ
「正拳突きから始まる恋ファイナル2から!?」
ジェシカニーパ
((そうよ!!前前作からヒロインの子は...確か...
フライパン職人になるって言って旅立った...よね?))
スイレン
((なんで自信なさげなのよ!!
フライパンじゃなくて船大工職人でしょ!!もう!!
アンタ毎回最後寝てるから覚えてないのよ!!))
ジェシカニーパ
((しょうがないじゃない!!
よく寝れるんだもの!!!))
スイセ
「つまんないんかーい!!」
ジェシカニーパ
((バショウ様の肉体美見れればそれでいいのよ!!))
スイレ・スイセ・スイレン
((確かに))
スイセ
「バショウ様がそこら辺歩いてたら
ラリアットかまして上唇にンーーーーッバ❤︎するのに!!」
スイレ
((アンタそれじゃ気絶してるんじゃないの?))
スイレン
((でもテイクアウトして監禁できるわね。))
ジェシカニーパ
((そうだ!!そしたらアタシ達が
本物の正拳突きをお見舞いしてあげたらいんじゃない?))
スイセ
「殺す気!?」
スイレ
((お姫様のキスで王子様を蘇らせればいいのよ!!))
スイレン
((そうよ!!そんな物語があっても良いじゃない!!))
ジェシカニーパ
((そうよ!!アタシ達は伝説を作る!!))
スイセ
「そ、そうね!!何か出来る気がしてきた!!
バショウ様がいそうな場所を探すわよ!!
で!どこにいるの!?」
スイレ・スイレン・ジェシカニーパ
((知らなーい))
スイセ
「知らないのかーい!
ハァ...夢を見過ぎたわ。
帰りましょ。10階にタクシー呼んであるから」
スイレン
((タクシー!?トラックじゃないと無理よ!?))
スイセ
「バカね!!
おっきい荷物は後日配送する手続きしたでしょ!?
コンシェルジュが待ってる所に今向かってんのよ!!」
スイレ
((びっくらこいたわー。
タクシーの屋根に乗るしかないって
一瞬思っちゃったじゃない!!))
ジェシカニーパ
((それも有りね!!))
スイレン
((1ミリも無いわ!!))
N
エレベーターがチーンっと鳴ると
なんやかんやスイセ達は罵り合いながら
コンシェルジュの待つカウンターに行き荷物を預け
そのまま10階にある屋上パーキングへと向かった。
スイセ
「あら?今にも雨が降りそうね。」
N
スイセ達は空を見上げると
曇った空から雷鳴が轟いた。
スイレン
((雷!?))
スイレ
((アタシ達デカイから打たれちゃうわよ!?))
ジェシカニーパ
((打たれたとて、この肉体に死角無し!!))
スイセ
「いやん!頼もしい!!
って打たれるのアタシなんだけど!?」
スイレ
((雷撃の一発や二発ぐらい大丈夫よーん!!))
スイセ
「それもそうね!!
さて、タクシーはどこかしら??」
N
すると声が聞こえた。
ヘンリー
「何でだ!!!僕が悪いなら正直に言ってくれ!!
言ってくれれば直すから!!頼むよ!!」
スイレ・スイセ・スイレン・ジェシカニーパ
((あら??))
ヘンリー
「ニコール!!!僕は君を愛しているんだ!!
直すから頼むよ!!お願いだニコール!!
僕を捨てないでくれ!!!
ニコール...お願い...だ」
スイセ
「青春ねぇ...」
スイレ
((あんなパッとしない男
捨てられて当然よ。))
スイレン
((何よあのシャツ。
ゴミでも着てるのかしら?))
ジェシカニーパ
((ほっといて探すわよタクシー))
ヘンリー
「何で理由も教えてくれないんだ...
ニコール。」
ジェシカニーパ
((...理由が無い訳ないでしょ。
理由を言えないのが正解よ。
それが女の優しさ。最後の慈悲よ。
さぁ!探すわよ!!!))
ヘンリー
「こんな言ってもダメなのか...
確かに僕と君は釣り合わないさ。
僕はフリーターで君は社長令嬢だ」
スイレン
((あら。ちょっとドラマティックねぇ。
どうやって出会ったのかしら?
そんな事よりも探すわよ!!))
ヘンリー
「今社員にしてもらえる様に
仕事を頑張ってるんだ。
君といて恥じない男になろうって思って
そりゃぁ...今日、仕事クビになったけど」
スイレ
((クビになったの!?!?
言わなきゃいいのにそんな事!!
本当、男ってバカ!!!!!
余計不安にさせてるじゃない!!
んもう!!探すわよ!!!!))
ヘンリー
「うん...分かってる。
でも君への愛は誰にも負けない!!
僕を信じてくれ!!ニコール!!!」
スイセ
「愛を信じるのは愛がある時だけ。
それも分からないチェリーボーイに
そんな事言う権利は無いのよ。
ったく!!!探すわよ!!」
N
スイセ達は広大なパーキングの中で
タクシーを探しながらもヘンリーに徐々に近づいていった。
ヘンリー
「待ってくれ!!ニコール!!ニコール!!
電話を切らないで...くれ」
スイセ
「あらら...タクシー何処かしら?」
スイレ
((切られちゃったのね...タクシー何処かしら?))
スイレン
((雨よ?
濡れちゃうわあの子...タクシー何処かしら?))
ジェシカニーパ
((少し可哀想ね。...タクシー何処かしら?))
N
するとヘンリーは物音に気づいたのか
Pinphone を切って
おもむろにスイセ達の方を見た。
スイレ・スイセ・スイレン・ジェシカニーパ
((ヤバッ!!!!))
N
スイセ達は目にも止まらぬ速さで側転をすると
柱の影に隠れた。
スイセ
「あっぶなーい!!」
スイレ
((見つかる所だったわ!!))
スイレン
((ギリギリ!本当ギリギリ!!))
ジェシカニーパ
((って何でアタシ達が隠れてるのよ!!!))
スイセ・スイレン・スイレ
((確かに!!!))
ヘンリー
「アハハ...本当にダメな男だなぁ」
スイセ
「見るからに幸薄そうだものねぇ」
ジェシカニーパ
((おまけにワキも臭かったら最悪よ!!))
スイレ
((ちょっとアンタ嗅いできなさいよ!!))
スイレン
((分かったわ。行きなさいセシー!!))
スイセ
「何でアタシが行かないとイケないのよ!!」
スイレ
((どうすんのよ!!
凄くムーディーでマンダムな香りだったら!!
アンタ責任取れんの!?))
スイセ
「あらやだ、嗅いで来ようかしら」
ヘンリー
「ハァ...仕事もクビ。恋人からも捨てられて
おまけに...雨か...本当に僕ってツイてないなぁ。
僕なんか生きてる価値無いよ。」
N
ヘンリーは雨空を眺めながらヨロヨロと歩いていた。
ヘンリー
「芸術と憧れの街アラーナ。
夢が沢山詰まってると思ってた。
僕ならここで変われるって思った。
だけど違ったんだ。僕はどう頑張っても
夢を見る人を支える側で
憧れられる人の下で使われるだけの人間。
僕の身の丈には合わなかったんだ。」
N
屋上10階からヘンリーは
雨降るアラーナを眺めた。
ヘンリー
「それでもこの街は美しい。
こんな時、おとぎ話の世界だったら
魔法使いが助けに来てくれるのに。」
スイレ
((ちょっとちょっと!!))
スイレン
((何する気!?!?))
ジェシカニーパ
((セシー!!!!!))
ヘンリー
「生まれ変わったら
またここに来たいな。」
N
そう言ってヘンリーはneeKO のビルから
飛び降りた。
スイセ
「アンタ!!!何やってんの!!!!」
ヘンリー
「へ?」
N
スイセはヘンリーの腕を 咄嗟に掴んだ。
スイセ
「死んだ所で今のままのアンタじゃ
生まれ変わったって何も変わらないわよ!!」
ヘンリー
「...ゴリラ?」
スイセ
「ゴリラ!?動物園から逃げ出したの!?どこ!?
どこなの!?って誰がゴリーーーーー」
N
ドーーーーンッと
スイセは雷に打たれた。
スイセ
「アガガガガ!!!!」
スイレン・スイレ・ジェシカニーパ
((セシー!!!!!!!!))
N
スイセは落雷が直撃したその刹那
ヘンリーの手を離してしまった。
スイセ
「アッ...シマッ...ダ...ゲホッ」
ヘンリー
「うわぁぁぁああ!!!!!!」
ジェシカニーパ
((んもう!!!交代よ!!))
N
ジェシカニーパは素早くスイセの背中にトンッと入ると
髪型がみるみるストレートの姫カットへと変わっていった。
スイセ
((ゴホッゴホッ!!))
ジェシカニーパ
「待ちなさぁああい!!!!」
N
垂直の壁を猛ダッシュで下る
鬼の形相のジェシカニーパ
ヘンリー
「僕は...もう...やっぱり」
ジェシカニーパ
「何言ってんのよ!!!
オタンコウィンナー!!」
ヘンリー
「壁を...ゴリラが走ってる...アハハ。
セネガ、レルーナ、ントッティ、パンダ。
最後に僕を...」
ジェシカニーパ
「捕まりなさい!!」
ヘンリー
「捕まるってどこに...ってぇえええええ!!!?
やっぱり走ってる!!!!! ブクブクブク 」
ジェシカニーパ
「失神すな!!!!!!!
ったく!!!マズイわ!!!!
流石に生身じゃ落下の衝撃がある!!
この子にはキツイ!!
行くわよアンタ達!!!!!!!」
スイセ・スイレ・スイレン
((おう!!!))
スイレ・スイセ・スイレン・ジェシカニーパ
『『咲け•肉芽 !!』』
N/機械音 兼任
ーー声紋認証 完了ーー
ーーー対鞘花特殊魔装兵器ーーー
ーーー起動しますーーー
ジェシカニーパ
『『酔い痴れよ!!淫呀凹俸!!』』
N
壁を垂直に下りながら叫んだジェシカニーパは
全身ド派手なパワードスーツに身を包んでいた。
スイレン
((ナイス判断!!淫呀凹俸なら
衝撃を吸収出来るわ!!))
スイレ
((よし!
その子を離すんじゃないよ!ジェシー!!))
スイセ
((分かったわね!?ジェシー!!))
ジェシカニーパ
((分かってるわよ!!
大体このアタシがーー))
N
ドーンッと鈍い音を立てて
ジェシカニーパは着地した瞬間
淫呀凹俸の能力により
落下の衝撃は吸収された。
ジェシカニーパ
「危なかった!!
ん?あらやだ。人だかりだわ!!」
N
そう言うとジェシカニーパは
吸収した衝撃を使い壁を駆け上がると
元の10階へ戻った。
ジェシカニーパ
「よし、到着!」
スイセ
((それでこの子どうする気よ?))
スイレン
((えーアタシぃタイプじゃないしぃ))
スイレ
((雨降ってるしまた雷に打たれたらねぇ))
ジェシカニーパ
「そうねぇ...気を失ってるし
また死なれても後味悪いじゃ無い?」
スイセ
((まぁ、これも何かの縁よねぇ。))
スイレン
((とりあえず怪我がないか調べてみたら?))
スイレ
((それもそうね。))
ジェシカニーパ
「怪我がないか見るだけよ!?」
スイレン
((あ、当たり前じゃない!!))
スイレ
((ちゃ、ちゃんと見るだけよ!!ね?))
スイセ
((義務よね!!一応ね!救助者としてのね!?))
ジェシカニーパ
「じゃ、じゃあ行くわよ!!!3!2!!1!!
ご開帳!!!!!!!!」
N
そう言うとジェシカニーパは
一気にヘンリーのズボンを降ろした。
スイレ・スイセ・スイレン・ジェシカニーパ
((アワワワワワワ))
スイセ
((な、何よこれ!!ヒジ!?
ヒジがついてるわーん!?))
ジェシカニーパ
「よく見て!!コレは...蛇よ!!長ーい蛇!!」
スイレ
((違うわよ!!
コレはトーテムポールよ!!歴史を感じる!!))
スイレン
((いいえ!!これはゾウ...いえ!!マンモス!!
お股にオマンモス!!!!))
ジェシカニーパ
「こんなの...」
スイレ・スイセ・スイレン・ジェシカニーパ
((見たことなーーーい!!!!))
間
ジェシカニーパ
「はい。お終い。」
スイセ
((久しぶりに良いもの見たわ))
スイレン
((御利益 ありそう))
スイレ
((今夜は良い夢見れるわねぇ))
ジェシカニーパ
「じゃぁ、持ち帰って味見...
違った看病しないと」
スイレン
((賛成!!料理のしがいがありそう!!
も、もちろん治療って意味だけどね!!))
スイセ
((まずは皮めくって洗ったら
漂白剤につけましょ!!
世が世だから消毒しないとね!))
スイレ
((アンタがしようとしてるの漂白だからね?
消毒とは意味が違うわよ!?))
ジェシカニーパ
「それで?タクシーは...どこ?」
N
ーー数時間後ーー
ヘンリーは闇の中を彷徨っていた。
配役変更一覧
----------------------------
スイレ▶︎▶︎▶︎レルーナ(西ラミオラスゴリラ)兼任
スイセ▶︎▶︎▶︎セネガ (南ラミオラスゴリラ)兼任
スイレン▶︎▶︎▶︎ントッティ (東ラミオラスゴリラ)兼任
ジェシカニーパ▶︎▶︎▶︎パンダ (北ラミオラスゴリラ)兼任
----------------------------
ヘンリー
((ニコール...ニコール...待ってくれ!!
行かないでくれぇ))
セネガ
((顔色悪いわよアンタ))
ヘンリー
((セネガ...どうしてここに...))
ントッティ
((汗もすごいわよ。))
ヘンリー
((ントッティ...))
レルーナ
((とりあえずツネってみる?))
ヘンリー
((イダっ!!な、何するんだ!!レルーナ!!))
パンダ
((んもう。仕方ない子ね。
ちょっと握ってみたらどうかしら))
ヘンリー
((な、な、な、な、な、ナニをする気だ!!パンダ!!
来るな...来るな!!!!))
パンダ
((ほら、もう一回くらい見たいじゃない?))
レルーナ
((それもそうね))
ヘンリー
((やめ!!やめてくれ!!
そもそも何で言葉を喋ってるんだ!!
君たちは人間じゃなくてーーー))
N
するとヘンリーは目が覚めた。
ジェシカニーパ
「あら?お目覚め?」
ヘンリー
「ゴリラァァァァァァア!!!!」
ジェシカニーパ
「ゴリラ!?え!?やだ!?どこ!?」
ヘンリー
「ゴリラが喋ってる!!!!ん?パンダ!?」
ジェシカニーパ
「パンダ!?!?パンダもいるの!?!?」
ヘンリー
「うぉおおお!!!!!ここは地獄なのか!!」
ジェシカニーパ
「そうよ。この世に生まれた者は地獄という名のこの世界に
ってアタシんちよ!!!バシッ
失礼しちゃうわね!!!!」
ヘンリー
「グッ!!...イテテテ...」
ジェシカニーパ
「って誰がゴリラよ!!!バシッ」
ヘンリー
「イダっ!!す、すみません!」
ジェシカニーパ
「パンダでも無いわよ!!バシッ」
ヘンリー
「す、すみません!!!
あの意識が混乱してまして!!」
スイセ
((ジェシー!!死んじゃうわよ!!!))
スイレン
((この子が見紛うのも無理ないわよ!
だってジェシー!!
アンタ握力もゴリラ並みじゃない!!))
ジェシカニーパ
「あん!?だから誰がゴリラだっての!!バシッ」
ヘンリー
「イダっ!!僕は何も言ってませんよ!?」
ジェシカニーパ
「あら?そう?なんか言われた気がして」
スイレ
((ブフッ!!ゴリラにパンダにアンタ散々ね!!))
ジェシカニーパ
「バシッ」
ヘンリー
「イダっ!!す、すみません!!」
ジェシカニーパ
「ごめんなさい!!つい!!」
ヘンリー
「い、いえ、気にしないでください。」
ジェシカニーパ
「ほら、着なさい。」
ヘンリー
「え?」
N
バスローブを投げられたヘンリーは
自身が寝ていた周りを見渡した。
雨が降るアラーナの街並みが見える大きな窓。
そしてよく分からないオブジェに絵画。
おまけにシルクのベッドシーツの上に
裸で寝転んでいる事に気付いた。
ヘンリー
「わーーー!!!」
N
ヘンリーは急いでバスローブで身体を隠した。
ジェシカニーパ
「だから着なさいって言ったでしょ?」
スイレ
((ウブなんだから!!))
スイレン
((ご馳走様でした!!))
スイセ
((たまには若い男の裸を超局部凝視SUISEするのも
また一興ね!!))
ジェシカニーパ
「着たらこっち来なさいな。
あったかいモノでも作るわ」
スイレン
((精力付けなきゃね!!))
スイレ
((そっち!?
タイプじゃないってアンタ言ってたでしょ?))
スイレン
((誰がそんな目的で作るって言ったのよ!!))
N
そう言ってジェシカニーパは部屋を出た。
ジェシカニーパ
「さて、レンリー頼むわね。
可哀想に。あの子...怯えてるわ」
スイレン
((アンタがやったんでしょ!!!!))
N
そう言ってスイレンは
ジェシカニーパの背中へトンッと入った。
すると綺麗なストレートヘアーは
みるみるとチリチリになり
美しいアフロへと変化した。
スイレン
「んもう!!!」
N
スイレンは緑色のヘアバンドを額に巻き
ステンレスと大理石で出来たキッチンへ行くと
ダイヤモンドが
散りばめられた冷蔵庫の重い扉を
グイッと開けた。
スイレン
「何があったっけなー硝酸カリに...硫黄、木炭...っと」
スイレ
((アンタそれ爆弾の材料じゃない!!!))
スイセ
((そんな物騒なモノ冷蔵庫に
入れないでくれる!?))
ジェシカニーパ
「あったかいモノ作るって話しどこいったの!?」
スイレン
「バカね!!!
爆弾なんか作るわけないでしょ!!
あの子は色んなストレスがかかって
今、苦しんでるのよ?
元気を付ける為に使うのよ!!
よし...コレにしよーっと!!!!
さぁ!!やるわよーん!!!!!」
N
スイレンはドン、ドン、ドンっと
包丁、まな板、鍋を取り出した。
ヘンリー
「あ、あのぉ...あれ?髪型変わってる...別の人かな?」
スイレン
「33パーセント!!クミン!!テイァッ!!
17パーセント!!コリアンダー!!ソイヤ!!
8パーセント!!カルダモン!!オールスパイス!!
チリペッパー!!エイヤ!!エイヤ!!エイヤ!!!
24パーセント!!ターメリック!!エンヤコラサッサ!!
1パーセント!!アタシの愛!!ンーーーバッ❤︎
ズッキーニ!!おナスおナス!!
インゲン入れたらソイヤッサ!!!
炒める時でもンーーーバッ❤︎
カボチャをチャチャッとスライスシャッキーン!!
アンタのハートにズッコンバッコン!!
心も身体もテイァッテイァッ!!
お米じゃ無いのよ涙はアッハン!!
玄米ブレンドなんのその!!
最後にフワッとナンプラー!!ナンプラー!!
奥さん旦那の胃を掴む!!
今宵は旦那とナニをする!?
これこそスイレン特製カレー!!
華麗な料理を召し上がれ!!!!!」
N
ーー20分後ーー
ドンッと皿に盛られたエスニック風味の野菜スープカレーを
ヘンリーのいる食卓へと運んだ。
スイレン
「いっちょ上がり!!!!!!」
N
スイレンがそういうと
竹筒に入った火薬が
火花を散らして
小さな花火がパンッと打ち上がった。
ヘンリー
「 パチパチパチパチ!!
うわぁー!!綺麗な花火ですね!!」
スイレン
「素敵でしょ?
人の一生は儚くも輝かしい。
例えどんなにツラくても
一度でも輝ければいいのよ。」
ヘンリー
「...輝く」
スイレン
「さぁ!食べて!!
この"人の一生は儚くも輝かしい。
例えどんなにツラくても
一度でも輝ければいいのよ。"カレーを!!」
スイセ
((それ名前だったんかーい!!!))
スイレ
((ナガッ!!!))
ジェシカニーパ
((名前のインパクトが強すぎて
味もぶっ飛ぶわね...))
ヘンリー
「すごい...。
それにこのスパイスの香り!!!
美味しそうですね!!!」
スイレン
「料理は得意なのよ!」
スイレ
((あの名前でも動じてない!!
流石はレンリー!!
スパイスの香りが訳分かんない名前に勝ったのね!!
末恐ろしいわ!!食べたら死なない?))
スイセ
((それに短時間で
全ての工程をこなすなんて!!
そしてウチに竹があった事にも驚きを隠せない!))
ジェシカニーパ
((流石に美のテクニシャン!!恐れいったわ!!
花火の仕込みがなかったらもう少し早かったのに!!
なんて口が裂けても言わないわ!!!!))
スイレン
「うるさッ!!うんうん。何でもないわよ。
ほら、食べなさいな。」
ヘンリー
「あ、はい。い、良いんですか??」
スイレン
「いーのよ。でも、残したら殺すわよ?」
ヘンリー
「は、はい!!」
N
ヘンリーは野菜スープカレーをものすごい勢いで食べた。
スイセ
((あら、可愛いじゃない
あんな美味しそうに食べるなんて))
スイレ
((良かったわねレンリー。))
ジェシカニーパ
((アタシ達じゃ、ぁあは出来無かったわね。
幸せそうな顔してる))
スイレン
「ウフフ。作ったかいがあったわ」
ヘンリー
「野菜ひとつひとつの味が
ちゃんと感じられるのにコクがすごい!!
ルーもスパイスが効いててスプーンが止まらない!!
こんなカレー!!食べた事ないですよ!!!」
スイレン
「大袈裟よん。そんな人をまるで世界一の料理人みたいに
言わないでよ!!まぁそうだけど!!」
スイセ
((謙遜の2文字も
一緒に炒めちゃったのかしら?))
スイレ
((まぁ、アタシ達はそれぞれの道のプロだしねぇ!!))
ジェシカニーパ
((ちょっとレンリー!!アタシ達の分あるのよね!?))
スイレ
((アタシ達も腹ペコリーニョなのよ!?))
スイレン
「おかわりする?」
ヘンリー
「はい!!」
ジェシカニーパ
((待って待って!!アタシ達の分よねそれ!?))
スイセ
((レンリーはチャッカリさんよ?
あるに決まってるわよ))
スイレ
((ね?レンリー))
スイレン
「はい、コレで最後よ。」
ヘンリー
「ありがとうございます!!」
ジェシカニーパ
((ちょっと!?レンリー隊長??
聞こえてるのかしら??
メーデー!!メーデー!!))
スイセ
((緊急事態発生、緊急事態発生!!
ただちに容疑者の男を射殺せよ))
スイレ
((射殺圏内クリア。
隊長、指示をお願いします!!))
ヘンリー
「はぁー!!お腹いっぱいです!!
ご馳走様でした!!!!」
スイレン
「綺麗に食べてくれてありがとう」
ヘンリー
「い、いえ…
僕の方こそありがとうございます。
見ず知らずの僕を助けてくれた上に
こんなご馳走まで食べさせてくれて...」
スイレン
「いいのよん。困った時はお互い様よ。
さて、お皿片付けちゃうわね。
そうだコーヒー飲む?
ちょうど 麝香猫のウ○チ届いたのよ。」
ジェシカニーパ
((言い方!!))
スイセ
((ちょっ、
ウ○チ飲まされると思われるわよ!))
スイレ
((やめてよ!!
ウ○チ届く家だと思われるじゃないの!))
スイレン
「あ、ごめんなさいね!!
ウ○チ飲ませるわけじゃ無くて」
ヘンリー
「アハハ!!分かってますよ。
コーヒー豆を選別して食べる猫の糞ですよね?
消化酵素と腸内菌の働きで
苦味が取れるんですよね。」
スイレン
「あら?詳しいのね。びっくらこいたわ」
ヘンリー
「僕、動物が好きなんで
動物に関する事は
大体、頭に入ってるんですよ。
でもナーベルクにある
クンカクンスにいる猫ですよね?
よく手に入れられましたね!!
僕、飲んだことないんで
いただけるなら是非!」
スイレン
「手に入れた方法は知らないけどサルバドル共和国は
世界中の商品が手に入るのよ。
そこの商人に前から頼んで置いたのが届いたってわけ!」
N
スイレンはお皿を片付けながら
ヘンリーに言った。
ヘンリー
「あ、僕が片しますよ!!」
スイレン
「客人は座ってていいのよん!!」
ヘンリー
「すみません。」
スイセ
((あの悪徳商人、本当クセ者!!))
スイレ
((どっから手に入れたのかしら!!))
ジェシカニーパ
((良いのよそんな事!!ほら、レンリー!!
肝心な事があるでしょ!!
アタシと交代よ!!))
スイレン
「じゃぁ、
アタシコーヒー淹れるから待っててね!」
ヘンリー
「ありがとうございます!!」
N
そう言うとスイレンは
食材が置いてあるパントリーへと
入って言った。
ジェシカニーパ
((アタシの出番ね!!
恋愛相談から子宝、交通安全なんのその!!
的中率100パーセント!!
アラーナの団地妻とはアタシの事よ!!))
スイレ
((的中率100パーセント!!
逆に怪しい!!))
スイセ
((何よアラーナの団地妻って!!
いい加減その肩書きやめなさいよ!!
アラーナの母とかじゃないの!?))
スイレン
「アンタ占い師みたいな事言ってるけど
話聞いてそれっぽい事言って
ゴマ振ってるだけでしょ!」
ジェシカニーパ
((何よ!!アタシのゴマ占い当たるんだからね!!))
N
プンプン怒るジェシカニーパは
スイレンの身体へ再び入った。
すると、ちぢれたアフロがスッと伸び
綺麗なストレートヘアーへと変わった。
ジェシカニーパ
「お待たせ。」
N
パントリーから出たジェシカニーパは
焙煎した粉を直接カップに入れて湯を注ぐと
ヘンリーに差し出した。
ヘンリー
「いただきます。
あれ?また雰囲気変わりました?」
ジェシカニーパ
「お名前は何ていうのかしら?」
ヘンリー
「あ、すみません。
そう言えば言ってませんでしたね。
僕の名前はヘンリーと言います。
ヘンリー=ローカス。
普段はneeKO の猿ノ楽園で
アルバイトしてます。」
ジェシカニーパ
「そう、neeKO の猿ノ楽園で
猿やってんのね。...バナナ食べる?」
ヘンリー
「あ、違いますよ。飼育員してるんです。
あのぅ...お名前をお聞きしてもよろしいですか?」
スイセ
((どうする?))
スイレン
((言う?))
スイレ
((まぁ、別に良いんじゃない?))
スイセ
((嘘つくのもねぇ。))
ジェシカニーパ
「アタシはLady.S.J
普段はミラクルライフスタイリスト兼
ウルトラクリエイティブデザイナー兼
スーパーファッションアドバイザーをしてるの。
プリーズコールミーSJ。SJって呼んでね!」
ヘンリー
「ミラクル...ウルトラ...なんですか?」
ジェシカニーパ
「だから!!
ミラクルライフスタイリスト兼
ウルトラクリエイティブデザイナー兼
スーパーファッションアドバイザーをしてるの!!」
スイセ
((嘘でしょ!?Lady.S.Jで
分からないラミオラス人っているの!?))
スイレン
((なるほどねぇ。
通りでダサくてムサイ男な訳ね。))
スイレ
((いかに美に鈍感か分かったわね。))
ジェシカニーパ
「Lady.S.Jって知らない?」
スイセ
((やめて!アタシの事知らないの?
って感じで行くのは
本人が言うと痛すぎるわ!!))
スイレン
((もういいじゃない!!
アタシ達知らない時点で
怪しいわよ!!!
きっとこの後、押し倒されて
めちゃくちゃにされてお終いよ!!))
スイレ
((嘘ぉ!?
巨大ナマズがアタシ達に迫ってくるって事!?
いやーん!!
お手並拝見!! 一狩り行くわよ!!))
ジェシカニーパ
「今夜は眠れないわね!!」
ヘンリー
「え?」
ジェシカニーパ
「あ、違うのよ!!
悩みがありそうだから眠れないかなーって」
スイレ
((まぁ!!白々しい女!!))
ヘンリー
「...そ、そう思われて当然ですよね」
N
そう言ってヘンリーは
コーヒーカップに手を伸ばした。
ジェシカニーパ
「待って待って。
豆が沈むまで後3秒は待たないとダメよ?」
ヘンリー
「そうなんですね」
ジェシカニーパ
「3、2ー、1。はい、どうぞ。」
ヘンリー
「いただきます。 ズゥーーーー
うわぁ!!美味しいですね!!
ほのかにバニラの香りがして、
フルーティです!!」
ジェシカニーパ
「そう。良かった。
さぁ、飲みながら聞かせてくれるかしら?
なんであんな事をしたのか」
N
すると、ヘンリーはおもむろに話し始めた。
ーー3時間後ーー
すでに深夜を回っていた。
スイレ・スイセ・スイレン
(( グガーーーー ))
ヘンリー
「という事なんです。」
ジェシカニーパ
「そ、そうだったのね。
ま、まさか生まれてから
今日までの出来事を話されるとは
流石に思わなかったわ。」
ヘンリー
「すみません。どこから話していいか分からなくて。」
ジェシカニーパ
「い、良いのよ。
聞いたのはアタシだしね。 ゴホンッッ 」
スイレ・スイセ・スイレン
((ハッ!!!!!!))
スイセ
(( ふわぁー朝かしら?))
スイレ
(( ふわぁーもう...終わった?))
スイレン
(( ふわぁー
えー!?まだ終わってないの!?))
ジェシカニーパ
「オーケー。要約すると
人生ツイてないのね!!!!!」
スイセ
((ザックリ!!!))
スイレ
((一言!?!?))
スイレン
((うそでしょー!?))
ヘンリー
「そうなんです。生まれてから
ずっと地味で目立たなかったんですけど
今の職場で初めて彼女が出来たんです。
だけど振られちゃって仕事もクビになって
お金もないし僕なんか生きていく価値が無いんですよ。
小さい頃だって...」
スイセ
((とめてジェシー!!!
また小さい頃から話し始めようとしてるわ!!!))
スイレ
((これで3回目よ!?!?))
スイレン
((いっその事殺してあげてーー!!))
ジェシカニーパ
「落ち着いて!!落ち着いて!!
あなたの人生2回半聞いたアタシの意見言ってもいい?」
スイセ
((ようやく始まるわよ!!))
スイレン
((ジェシーの人を見抜く才能は超一流!!!))
スイレ
((あれ?ゴマ振ってた?))
スイセ・スイレン
((振ってない))
ジェシカニーパ
「あ」
ヘンリー
「はい...」
N
すると、ジェシカニーパはヘンリーに
突然、ゴマを投げつけた。
ヘンリー
「うわっ!!!
な、なんですか急に!!!」
ジェシカニーパ
「ゴマゴマ占い始まるよー!」
ヘンリー
「えー!?」
N
するとジェシカニーパは歌いながら
ゴマをヘンリーに投げつけ始めた!!
ジェシカニーパ
「ゴマ振らん!!ゴマ振れ!!
ゴマゴマッッゴーマ!!!
ゴマは未来を見せて来る!!!アウッ!!!
ゴマ振らん!!!ゴマ振れ!!
ゴマゴマッッゴーマ!!!!!
ゴマは過去からやって来る!!アウッ!!!
生麦、生米、生卵!!
ゴマスリ、ニコスリ、イクイクイッチャウ!!
ゴマ垂れ、ゴマんと掛けたれファイア!!」
ヘンリー
「ちょっ!!SJさん!!!
な、なんですか!?これ!!!」
スイセ
((3時間分の怒りがこもってなかった?))
スイレ
((アタシもヒシヒシ感じたわ。))
スイレン
((そもそもなんだけどゴマ占いって何?))
ジェシカニーパ
「アタシね、ゴマ占い得意なの。」
ヘンリー
「ゴマ占い???」
ジェシカニーパ
「顔を四方に分けてゴマが付いた数で
アンタの未来を読み解いて行くの。」
ヘンリー
「そんな事...出来るんですか!?」
ジェシカニーパ
「ゴマを舐めたらあかんぜよ!!!」
ヘンリー
「は、はい!!!」
ジェシカニーパ
「開けゴマって言うでしょ?
昔からゴマには不思議な能力があるものよ」
スイセ
((ジェシー。
あれはゴマ使って開けてるわけじゃないの))
スイレン
((適当な女ねー))
スイレ
((そんなんで信じる人がいるわけないでしょ?))
ヘンリー
「なるほど!!そう言う事だったんですね!!」
スイレ
((信じたぁーー!!!!))
N
ジェシカニーパは
ヘンリーの顔についたゴマをじっくり眺めていた。
ジェシカニーパ
「なるほど、虚弱...転換期...変貌 ...
新たな出会い...旅立ち。
話が長くて人を退屈にさせる相も見えるわね。
それに自分の話ばかりで人を思いやれない。
自信が無い上にすぐに緊張してしまって
つまんない男の相もあるわね。」
スイレン
((ジェシー?後半ただの感想よね?))
スイレ
((占い関係なく無い!?!?))
スイセ
((んもう!!ゴマだらけじゃない!!
後で掃除してよね!!!ジェシー!!))
ジェシカニーパ
「分かったわ!!ズバリ!!
これからアンタは大きな出逢いをする。」
ヘンリー
「大きな出逢い!?」
ジェシカニーパ
「そう、大きな出逢い。
同時に転換期を迎えるのよ。
そして、アンタは生まれ変わる!!」
ヘンリー
「生まれ変わる!?!?
それはいつですか!?!?」
ジェシカニーパ
「いつ...それは...」
N
ジェシカニーパはヘンリーに付いたゴマを数え始めた。
スイセ
((どう言う事!?))
スイレ
((ジェシーアンタ...そこまで分かるの!?))
スイレン
((それはいつ!?!?いつなの!?))
ジェシカニーパ
「それは...」
ヘンリー
「それは???」
ジェシカニーパ
「そ、それは」
ヘンリー
「それは?????」
ジェシカニーパ
「今日...今日!?!?」
スイレ・スイセ・スイレン・ジェシカニーパ・ヘンリー
((今日!?!?))
スイセ
((大きな出逢いってアタシ達の事!?))
スイレ
((転換期もアタシ達と出会ったから!?))
スイレン
((都合良すぎるわよ!!
この子が変貌 するって事は...))
ジェシカニーパ
「アンタを...アタシが...変えるって事ね。」
ヘンリー
「僕の事を...SJさんが?
アハハ...まるでおとぎ話の世界ですね」
ジェシカニーパ
「そうね。事実は小説より奇なり。よ。
これも何かの縁だわ。ゴマさんがそう言ってるの。
一度、命を救ってやったんだ。
生まれ変わったつもりで人生をやり直せって事ね。」
スイセ
((服もダサいし))
スイレ
((髪型もダサいし))
スイレン
((身体ガリガリだし))
ジェシカニーパ
「まぁ良く見たら素材は悪く無いし
何とかなりそうね。」
ヘンリー
「それって」
ジェシカニーパ
「そうよ!!"アタシ達"がアンタに
プロデュースして あげる!!」
ヘンリー
「...プロデュースですか...」
ジェシカニーパ
「言っとくけどアンタがこれから乗るカボチャの馬車は
超特急の高速魔進よ。」
ヘンリー
「はい!!!」
ジェシカニーパ
「覚悟はいい?チェリーボーイ。
いいえ...」
間
ジェシカニーパ
「シンデレラボーイ」
N
----------------------------
作者 REN’sJackson
ー千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜ー
番外篇Suise's Side Story2
【The Raise you up 】 1/2
※音楽ある場合鳴り止むまで待つ
----------------------------
N
おまけ
配役変更一覧
----------------------------
N▶︎▶︎▶︎バショウ
ヘンリー▶︎▶︎▶︎ウツギ
スイセ▶︎▶︎▶︎カボチャ魔人
ジェシカニーパ▶︎▶︎▶︎サボテン伯爵
スイレン▶︎▶︎▶︎トリカブト星人
スイレ▶︎▶︎▶︎N
----------------------------
N
ラミオラス歴3000年
悪の組織 肉撲滅野菜最高団により
世界の牛や豚、鳥といった家畜が次々と殺されていった。
そこで立ち上がったのは肉食系男子バショウ=コトブキと
元草食系男子のウツギ=ウツツだった。
繰り返される悪行を止めてきた2人だったが
遂に、カボチャ魔人とサボテン伯爵を追い詰めた。
しかし、トリカブト星人によってウツギは
捕らえられてしまった。
果たして、ウツギの運命はいかに!!
カボチャ魔人
「カーボカボカボカボ!!
ウツギはいただいた!!!
野菜になーれ!!!」
ウツギ
「バショウ!!僕の事はいい!!
この国を!!この世界の未来を!!救ってくれ!!」
バショウ
「見捨てるわけ!!ねぇだろうが!!!!」
トリカブト星人
「アタークシの毒により!!
ウツギ小僧は持って後数分!!
これでこの小僧は真の草食者となる!!」
ウツギ
「やめろぉ!!
俺はもう!!野菜は食べたく無い!!
やめてくれ!!!」
サボテン伯爵
「やれ!!トリカブト星人!!カボチャ魔人!!
今度こそバショウを始末するのだ!!」
カボチャ魔人・トリカブト星人
「御意!!!!」
バショウ
「みんな!!俺に力を貸してくれ!!
みんなの声援が!!俺の拳をたぎらせる!!!
燃えろ!!!コレステロール!!
煌めけメタボリックシンドローム!!」
サボテン伯爵
「無駄なことを!!!
貴様の正拳突きなどウツギさえ人質にとれば無意味!!」
トリカブト星人
「菜食至上主義にアタークシが変えて上げますよ!!」
カボチャ魔人
「野菜になっちゃぇーー!!!」
バショウ
「俺は...負けない!!!!!
うぉおお!!!!!」
トリカブト星人
「早い!!!ガハッ!!!」
カボチャ魔人
「カボッ!!グハッ!!!」
トリカブト星人
「アター...クシ...の命運も...ここ...まで...か」
カボチャ魔人
「...いい顔...して...やが...るぜ」
サボテン伯爵
「カボチャ魔人!!トリカブト星人!!!
おのれ...バショウ!!目にもの見せてやる!!」
ウツギ
「や、やめろ!!やめてくれぇえええ!!」
バショウ
「させるかぁ!!!!!!
愛する者を!!傷つけさせる訳には!!いかん!!」
ウツギ
「...バショウ」
サボテン伯爵
「な、なんだこの力は!!!!!」
バショウ
「愛の力だぁあ!!!!!!」
ウツギ
「バショウ!!!!!!!」
サボテン伯爵
「や、やめろぉおおおお!!!!」
バショウ
「爆拳正拳突き!!!」
サボテン伯爵
「ドワァァァア!!!!!!」
N
トリカブト星人、カボチャ魔人、サボテン伯爵は
その場で爆発し消し飛んでしまった。
バショウ
「ハァ...ハァ...ハァ...」
ウツギ
「バショウ...俺を助けるなんて...無茶しやがる」
バショウ
「当たり前...だろ?」
ウツギ
「ヘヘッ。ありがとな。」
バショウ
「肉撲滅野菜最高団はもういない。」
ウツギ
「そうだな!!!
これからはバショウと2人きりで残党を倒して行こう。」
バショウ
「俺たちの旅はまだまだ終わらないぜ!!!」
ウツギ
「ガハッ!!」
バショウ
「ウツギ!!どうした!!」
ウツギ
「か、身体が...菜食主義になって...
ゴホッゴホッゴホッ!!!」
バショウ
「ウツギ!!!」
ウツギ
「ダメだ...もうお前とは一緒にいれない」
バショウ
「そんな!!」
ウツギ
「トリカブト星人の奴...最後の最後に
俺に毒を打ちやがった...ゴホッゴホッゴホッ
お前と...この先いられないなら!!!!」
バショウ
「ダメだウツギ!!!!」
ウツギ
「愛してるぜ。バショウ。これからーーー」
バショウ
「デアッ!!」
N
ドーンッとウツギはその場で爆発した。
バショウ
「ウツギぃぃ!!!!!」
N
正拳突きから始まる恋ファイナル2
ーー貫かれた愛、ここに爆ぜるーー(完)
再来年、春。正拳突きから始まる恋ファイナル3
公開決定!!今度こそ!!ファイナル!!!
恋の魔法はワンダフル!!!
配役変更一覧
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N▶︎▶︎▶︎スイレ
カボチャ魔人▶︎▶︎▶︎スイセ
トリカブト星人▶︎▶︎▶︎スイレン
サボテン伯爵▶︎▶︎▶︎ジェシカニーパ
バショウ▶︎▶︎▶︎N
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スイセ
「ドウェエエエエ!!!
今、バショウが正拳突きしたよね!?
だって爆発したもん!!!
ねぇ!!アンタ達!!ちょっと!!見た!?
どう言うこと!?ねぇ!ジェシー?ジェシーってば!!」
スイレン・スイレ・ジェシカニーパ
(( グガーーッ ))
スイセ
「寝てんのかーい!!!!」
はい。気になってたでしょ?
スイセ1から出てきた
正拳突きから始まる恋。
そんな恋があってもいいじゃない。
みんなはどう?正拳突きしてる??
もし、恋人がいない人がいたら
正拳突き。してみてね!
これが恋のHOWTOさ!!
次回は2/2!!
3月に会おうぜ!!!




