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さようなら

 迷い込んだのは それは綺麗な街でした

 見たこともない 夢で溢れる街でした


 そこの人は皆 皆が笑顔でした


 絶え間なく吹雪が体を打ち付ける

 閉ざした瞳 瞼に映る氷の世界 夢の街

 そこはまるで楽園 目指していた楽園か



 迷い込んだのは それは過酷な山でした

 閉ざされている 冬の雪山なのでした


 そこに人はいない 僕と友だけでした


 絶え間なく太鼓の音が鳴り響いて

 開いた瞳 視界に映る氷の世界 夢の街

 そこはまるで地獄だ 逃げ続けていた地獄


 ここは氷の世界 美しい世界

 目を閉ざせば広がる楽園 開けば呼び寄せられる地獄

 楽園を夢見たいと 僕は瞳を閉じる

 さようなら

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