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下駄箱タイムスリップ
学校で毎日目を合わせる自分の下駄箱には何の変化もない。
漫画でよくある展開などないだろうか。
高校3年下駄箱を一緒に見る相手はいなく
冴えない自分が嫌になってる。
進級したくない。
高校2年モテそうなことは全部やった。
夏あたり好きな子に告白したが、
「モテようと必死でキモい」
この一言だった。築き上げた友情が恋心に発展することはなく、
いつも通り下駄箱には上履きと靴があるだけだった。
戻りたい。
高校一年期待と緊張を胸に入学する。
友達にも囲まれ初めての彼女もできた。
下駄箱に目を通す時間もないほど友達や彼女に
時間を費やした。
進学したい。