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日常の中の決定と能力

今回は日常に近い出来事をを書いてみました。

ですが書いているうちに何か付け足したくなっちゃっいました。

何かは言いませんが、、、

では、楽しんでいってください。

昨日から日が変わる手前で読み終われた。読み始めてこの能力についてわかったことがある。それは見るだけで覚えるということだ。うん。まあ言葉を覚えるってだけだ。しかし欠点が一つある。それは見て覚えるだけで理解は出来ないということだ。だからどうした。眠いんだから寝させてくれ。ということで今、登校中の僕は覚えた内容を一つずつ理解していた。『魔物の胸にある魔石は弱点であり原動力である。』『魔法を出すときにはどのような魔法かを明確にイメージして言葉を発する』『人の心は弱い』『魔法は遠距離系が多く近距離は騎士たちに任せる』・・・何か一つ変なのがあったけどこの能力は全然魔法を上回っているぞ!──地味だけど。

そう記憶を整理していると昨日と同じことが起きた。サニーが落ちてきた。そしてまたサニーに下敷きにされてしまった。

「イテテテ。やっぱり上手くいかないなーってあれ?な、なんてとこにいるんですかー!?ってクロっちじゃん。おはよう。昨日ぶりだね」

「あーおはようサニー。急に悪いんだけどお願いしてもいいかな?」

「いいよいいよ、どんとこい!」

僕は恥じらいながらもお願いを言った。

「えーと、お尻が当たってるから避けてくれないかな?」

「・・・はわー!ご、ごめんねー!」

サニーが避けた後、僕は昨日の疑問を今更思い出して聞いてみた。

「あのサニー聞きたいことが──」

「あーっと!また部活に遅れてるんだった。じゃあクロっちまた後でね。急げーー!」

「また聞きそびれた。もう教室で聞こうかな」

どこで聞くかなんて決めてないけど。でも僕は少し諦めた。


そして学校に着くとまたもや会長が僕のことを待っていた。

「やって来たか弱小」

会長は何かを決めたらしく昨日同様生徒会室に連れてこられた。

「昨日も気になったんですが他の生徒会はいないんでしょうか?」

「会いたいのか?」

「いえ生徒会はまだ会長しか見ていないので、もしかしたらいないのではと」

「まあ無理もないな。実は我が校の生徒会は基本的に実力を重視して決められるからいやいややっている者も多く機能的には実質私一人の会となっている」

「そういうことだったんですね・・・ということはメンバーは三年生だけではないんではないんでしょうか?」

「察しがいいな。だがメンバーは目立ちたくない者も多い。また機会があれば紹介してやろう。と、こんな話をしている場合ではないな。実は貴様の処置が決まった」

何故か会長はどや顔気味だった。

「それでどんな処置なんですか?」

「貴様は全属性を持っているとはいえ、魔力の量を示すランクが最低ランクFなんだから総合的に見れば稀なだけで強いわけではない」

「宝の持ち腐れってやつか」

「なにか言ったか?」

「あ!違います。独り言です」

危なかった。こういう言葉は知らないのかもしれないもんな。転生者ということを隠さなきゃいけないのに自分から地雷を踏むところだったよ。

「妙なことを言うでない。それよりこの事実をいつまでも隠すことは出来ないと判断したが、貴様の事情もあるだろう。さすがに生徒の情報を政府に報告しなければならないため明日までに考えておいてくれないか」

つまり処置っていうのは僕が決めるってことか。・・・処置が決まったって言わなかったか?まあいいや。

「わかりました。それと個人的な意見なんですけど、どうして一年生は女子の数が多いんですか?」

「私が知るわけないだろ。今年の試験合格者がほとんど女子が多かっただけだ。ただの偶然だ」

「そうだったんですか」

僕の中で一つ疑問が解かれて少しスッキリした。こういうところだけ異世界転生特典がついているんではなかろうか。神様よ。特典が微妙だ。


もう朝のホームルームが始まろうとしていたので僕は急いで教室に戻った。ひとまずは間に合ったがサニーへの疑問が聞ける時間は無かった。聞けるチャンスが来たのは昼食である。

「ねえねえクロっちクロっち。今日は食堂に来てくれる?」

「ああいいよ。僕もサニーに聞きたいことがあるんだ」

サニーは疑問に思いながらも食堂へ僕を案内した。

サニーは日替わり弁当が好きなのだろう。今日も頼んだ。今日はコロッケ弁当だったようだ。僕も選ぶものがないのでサニーに合わせた。

「それで聞きたいことって何かな何かな?」

「大したことじゃあないんだけど、初めて会ったときに、時計も無いのに時間がわかってたのはどうしてだろうなーと思って」

「あーあれね。『太陽の光を見ると時間がわかる』って能力持ってるから太陽の光見てわかったんだよ」

サニーも能力持ちだったのか意外と能力持ちは多いのかな?

「能力持っている人ってたくさんいるの?」

「いないいない。そんなたくさんいたら、、まあ何か起きるような気がするようなしないようなと思ってあのー、そのー」

「つまり多くないってことだよね」

「そうそうそれを言いたかったんだよ。やっぱり人は言葉をきちんと並べることは出来ないってことがこれでわかったよねうんうん。他に聞くことない?ないなら食べようよ揚げたてが冷めちゃうよ。ということでいただきまーす」

「いただきます」

何故かサニーに誤魔化された気がするけど今回はあまり考えないでコロッケでも食べようと思った。

どうでしたか?

サニーの能力を付け足したんですが、自分でもパッとしない能力になってしまいました。

感想など言ってくれると改善しやすいので、教えてくれるとありがたいです!

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