転校初日の学校で・・・(後編)
はい。
前編の前書きにも書いた通り、831文字です。
少ないのに投稿して申し訳ないです。
1話につき2000文字辺りと決めている節があるので分ける選択をしました。
ここでは学校後を書いていると思っていてください。
どうか楽しんでくれますように。
僕はその日の夜にフィリアに今日の出来事を話していた。
「なるほど。つまり兄様は最低ランクのFランクなのに対して魔法属性は全て適正ということですね。兄様は微妙な性能が好きなんでしょうか?」
「いや別に望んでこんな結果にはなってないんだけど、そういえばフィリアの魔法属性って何なんだ?」
「私は水属性です。その鋭さをもって我が意思の指し示す方を貫け『氷槍』」
フィリアがそう言うなり、突然氷の刃みたいなものが形成されて、こちらへ向かってきた。
「ん?向かってきた?って、えっ!ちょっ──」
フィリアの魔法が僕に当たると簡単に粉々になった。
「あれ?痛くない」
「はい。力を抑えたので痛みは感じないはずです。これが私の氷魔法です」
氷は水の派生みたいなものだから水属性に分類されるのか。
ここでフィリアが話を戻してきた。
「それで、これからどうするつもりなんですか?」
「いや昨日フィリアに言われた通り本を読み続ける予定だけど」
「それだけでは駄目ということをわかってください」
いまいちフィリアの言っていることがわからなかった。
「兄様は転生者ということを知られてはいけないんです。そんな珍しいランクと属性を手にしてしまったら転生者と気づかれるのは時間の問題なんですよ。そこで私に提案があります。」
フィリアも色んなことが起きてまだ状況を整理することができないのだろうと思い、できるだけフィリアの言うことを聞こうと思った。
「兄様は今日中に兄様の部屋にある本を読んでください」
僕の部屋にはおそらく百冊ほどの本がある。普通の本棚の本の量的には少ないがこの身体の主が大事だと思っているものだと思われる。それにしても多すぎませんかねフィリアさん。
「今日中に読み終わる気がしないんですが、それは」
「兄様のためを思ってです」
そう言われると何も言い返すことができないので僕は寝落ちしないか心配になりながらもできるだけ早く終われるように早速取り掛かった。
はい。
すぐ後書きです。
内容が薄いですよね。
卑下的にしているつもりはないんですが、どうしてもそんな文面になってる前書きと後書き。
次回はおそらくまた2000文字辺りですので、自分も明るくいきたいと思っています。