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生徒会長に紹介からの、僕が『能力』持ち!?

意外と定期的に投稿出来ていました。

『能力』というものに魅力を感じて入れてみました。

こんなんでも楽しんでくれると嬉しいです。

「さて、貴様らが我が高等学校と中等学校に四月末という中途半端な時期に特別転入するんだな?」

生徒会長はこちらを少し睨みながら言ってきた。

「は、はい。僕はクロス・シルヴァ、こっちが──」

「妹のフィリア・シルヴァと申します」

二人が挨拶したが、生徒会長は興味をあまり示さなかった。

「まあ貴様らのことは依頼された時点で知っていたからな。今さら自己紹介なんていいのさ」

「はぁそうですか」

「で、貴様らのランクはどの程度なのだ?」

「私はお恥ずかしながらDランクです」

「ほう。Dか。貴様は?」

「あー。えーと──」

「確かCランクではありませんでしたか?」

「そうそう。Cです。」

「(危なかった。ありがとうフィリア)」

「(こればかりは仕方ありません)」

生徒会長はその会話を疑問に思った。

「普通は小中学校で計測するのに自分のランクがわからないのか?」

そうなのか?これってどうやって誤魔化せば──

「すみません生徒会長、兄様はこの九年間学校に行けてないのです」

フィリアが上手くフォローしてくれた。

「ならば何故ランクがわかる?」

「Cランクの実力があるはずだからです」

「いいか?我が校は名門中の名門だ。低くてもC中学校でもDだ。特別転入するのにそのランクは低いと思うぞ。まあ結局は我が校で計測するんだからこの話はいい。それより、貴様らがやるべきことは──」

そう言って案内されたのは、聖・魔法科中等学校の近くにある一軒家。これを生徒会長が指差して、

「これだーー!」

と大きく声を出した。そのあと大きなあくびをしてこう言った。

「今日から貴様らはここに住む。何故かは貴様らの父親に頼まれたから。私はもう眠いから帰る。以上!」

「「・・・え?」」

生徒会長は何故か変なタイミングで帰ってしまった。荷物は案内と一緒に運ばれていた。つまり、僕たちのやることがないし、嵐が急に去ったような感じになってしまった。

「と、とりあえず中に入ろうか」

「わかりました」

中は一軒家としては普通の広さだが、なにしろ二人しか住まないのでもったいない気もする。ある程度の荷物や大きなものは綺麗に設置されている。

「いきなり引っ越したけどとりあえず片付けようか」

「そうですね。小物はまだ箱に入っているみたいですしね」


昼前から始めたが思いの外時間がかかり夕方になってしまった。僕たちは夕食を食べた後今後について話をしていた。

「聖・魔法科中・高等学校に転入するにあたって兄様に伝えておきたいことがあります」

「僕が『転生者』なのを隠すこと?」

「確かにそのこともありますが兄様の『能力』についてです」

「『能力』?魔法とは違うの?」

「はい。魔法とは異なります。兄様は魔法の種類について把握していますか?」

「いいや?全然知らない」

「魔法には火・水・地・風・無の五つが大元になり、そこから少し変化したりしたものを人々は操ります。例えば、私の氷魔法は水魔法が変化したものと捉えます。しかし『能力』は魔力を糧にせずに発動できる個性みたいなものなのです」

つまり漫画やアニメと設定は同じ感じか。

「それで僕の能力はどういうやつなんだ?」

「兄様の能力は『記憶したものをを忘れない能力』です。」

「・・・え?もっとかっこいい能力かと思ったんだけど」

「どんな期待をしていたんですか?能力というものは魔法よりかは少し下回る性能のはずなんですよ?」

「へぇーそうなんだ」

「兄様はこの能力を活かすためにずっと本を大量に読んでいたんですが転生した貴方の記憶にはまだ蘇ってないんですね」

「でもその能力って転生した僕が聞いていないものは覚えることが出来ないんじゃないかな?」

「それでは何故今朝は私とセルバの名前がわかったんですか?」

「それは・・・あれ?何でだろう?」

「きっとその身体自体に能力があるからだと思われます。ですので、もうすでに見聞きしたものは覚えているはずです」

「なるほど。今覚えていなくても思い出していくってことか」

「しかしどれほどの時間で思い出すのかわからないので同時にもう一度本を読み直してください」

そう言ってフィリアは適当に一冊本を渡してきた。中身を見ると見慣れない文字がずらりとページを埋め尽くしていた。これなんて書いてるんだ?『能力にはいろいなものがある。』って、読めるじゃん!転生得点みたいなやつなのかな?

「そうすればランクが低くたって強くなれるはずです」

そんなんで強くなるのか?まあここはフィリアの言うとおりにしよう。

「そうだな。フィリアは今日会ったばかりだが色々と面倒をしてくれた。その恩返しと思って頑張ってみるよ」

「急に改まってどうしたんですか?別に何も出ないですよ」

「わかってるよ。よし、」

頑張ると決心したが、さすがに濃い一日だったので少し休みたかった。

「それじゃお風呂に入って来ようかな」「それではお風呂に入りに行ってきます」

「・・・兄様、それは変態行為として見てもよろしいものでしょうか?」

「ち、違うよ!これは偶然だよ!」

「偶然を装って入ろうとしたんですか?さっきとはまるで別人のようですね」

「だから違うってーー!」

「『能力』を入れよう」と思いました。が、設定があまり思い浮かびませんでした。何とかいいのを思いついてホッとしてます。

今後ともよく分からない文脈が出てきたりするかもですが、目を瞑っていてください。

アドバイスもしてくれると助かります。

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