第5
トンネルを出ると、先に出た生徒達が、治癒魔法や精霊の力を借りて、乗客の怪我の治療に当たっていた。
怪我と言っても、大きな怪我はなく、擦り傷や突指と言った、軽い怪我だった。
すると、女生徒は少年の方を見て、
「今回は、君のおかげで助かった。隊長として礼を言う。」
と言った後、礼をした。
「礼なんていいですよ。俺はたいしたことはなにもしてないんですから。」
「しかし少年、君は強いね、どこの所属だ?」
「どこの所属でもありません。」
「どこの所属でもないだと!?」
と、女生徒は驚きを隠せずにいた。
「はい。第一に僕たちは、この先にある精霊学院に行く途中でしたし。」
「精霊学園って、私と同じ所じゃないか。てことは、私の後輩か、強いこがきたもんだね。」
「てことは隊長さんは、やつにいの先輩ってことですね。やつにい。」
「そうだなぁー。」
「じゃー、学園で困ったことがあったら私のところに来たらいいよ。えーと、まだ名前を名乗っていなかったね。私は里ヶ三 風香、君の名前は?」
「俺は、月島夜月と言います。
こっちが妹の林檎です。」
林檎は軽く一礼をし
「やつにいの妹の林檎です。よろしくお願いします。里ヶ三さん」
「よろしくな、夜月君、林檎ちゃん。それと君は?」
と女生徒は少し落ち着きのない少女に問いかけた。
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