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方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第十二章
91/167

7

「クロスケ!合わせて!」


「わぁってるよ!!」


コクはレイルの法弾の雨に合わせて多数のシロガネをつくり出す。

法弾と刀。

その二つが嵐の様にインウィディアへと降り注ぐ。


大きな爆発音が上がり、土埃が舞う。

土埃が晴れると、身体にひびが走った大蛇の姿があった。


おそらくあと一息と自分を奮い起たせる。

ノアの皆に続いて斬撃を叩き込む。


「はあぁっ!!」


素早い動きでいくつも傷を作るものの、どれも浅い。一つの傷を大きくするように、ノアは何度も何度も連続して同じ箇所にハコブネを走らせる。


「ノアっ!行くぞ!」


コクの声がして、反射的にその場から引く。それは正解だったようで、その場にシロガネの雨が降り注いだ。


何本ものシロガネが石の蛇の身体に突き刺さる。

ノアは突き刺さったシロガネの影に蹴りを入れてさらに深くめり込ませる。

蛇は鳴いて苦しそうに身を捩らせた。


もう一度蹴りを入れる、シロガネの刀身が見えなくなるほど深く沈み、血がどろりと溢れ出した。


だがインウィディアもやられてばかりという訳ではなく、もう一度ぐぐ、と身体を反らせる。

またあの一撃がくる。


そう予想したノアは急いでその場から飛びすさる。

インウィディアはしゃあと一鳴きして身体を回転させた。辺りを凪ぎ払い、土埃を舞い上げた。


「くっ!」


土埃に巻かれ、ノアは腕で顔を追おう。

周囲を見るとハクも大回転に気づいて避けており、レイルはもとより空を飛んでいる。



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