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方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第十二章
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6


コクとインウィディアの間を陣取る様に降り立ち、暴れまわるインウィディアを見据えた。


「姉さん!起きろって!姉さん!」


「う……」


「ハクさん!」


ハクは少し呻いた後薄く目をあける。

状況を理解したのか、ハクは勢いよく飛び起きた。


「っ、すまない、気を失っていた……」


「起きたんなら良い。それより姉さん、動けるか?」


コクの心配そうな声とは裏腹にハクはすっと立ち上がり、自分の身体を見回した。


「うむ、どこも折れていないようだ。動ける!」


その言葉を実行するかの様にハクはインウィディアへ向けて駆ける。

ノアを追い抜き、インウィディアの前に出るとクロガネを抜刀し斬り抜けた。


「浅いか」


先ほどまで眠っていたのが嘘の様にハクは立ち回る。

駆け抜けた勢いを殺して背後に周り、もう一度重い斬撃をインウィディアへとあびせる。


ノアも続き、先ほどハクが斬りつけた傷痕に重ねる様にハコブネの刃を滑らせる。蛇が鳴く、怒りのままに喰らってしまおうかとでも言うように大きな口をノアへと向けた。


「させないぜー!」


レイルの声が響き、それと同時にインウィディアの頭に二発、法弾がボンと小さな爆発音をあげる。


「レイルさん!」


「ただいま戻ったぜー!」


レイルはアルカナロッドで夕暮れの空を流れ星の様に駆け、杖を持ち変えて空中から法撃を行う。

法弾が雨の様に降り注ぎ、その度に爆発音が上がった。



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