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方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第十二章
89/167

5


しゃあっと蛇らしい鳴き声で鳴き、ぐぐ、と身体をひねる。


「ハクさん!退いてください!」


嫌な予感がしてハクに下がるように声をかける。


「っぐ!!」


巨大な石の蛇が暴風のごとき勢いで回転する。

ハクは一瞬の事で身体が追いつかずその嵐に巻き込まれた。


ハクの身体もろともシロガネの軍勢を弾き飛ばし、ハクの身体は軽々と空を舞う。


「ハクさん!」


ノアはその場から動けずにいた。

吹き飛ばされるハクをただ見ている事しかできなかった。


だがそのハクの身体を受け止めようとコクが駆ける。


「っと!!」


硬い地面に叩きつけられる前にその身体をコクが受け止める。

ハクは気を失っているのか、コクの腕の中にいても目を閉じたままだった。


「姉さん、姉さん!」


コクがハクの肩を揺さぶるも、ハクの意識は無い。

そこを好機とばかりにインウィディアはその巨躯をコク達に向けた。


「させませんっ!!」


ノアはインウィディアの緑眼めがけてハコブネを投げナイフの様に投げる。

軽くだがインウィディアの眼に突き刺さり、巨大な石の蛇は身体を反らせて悲鳴らしい悲鳴を上げた。


ノアはそれと同時にインウィディアのしなる身体を駆け抜け、軽く突き刺さった今にも抜け落ちそうなハコブネに勢いよく蹴りを入れた。


深々とナイフが突き刺さり、インウィディアはさらに弓なりに身体を反らせる。


「ハコブネ!」


ノアはハコブネをナイフからマフラーへと戻してその手に戻す。



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