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方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第十一章
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クァルトゥス鉱山


夕食を済ませ、眠りに落ちた次の日の朝。

ノアはベッドから起き上がると、まだぼんやりともやの残る頭で目を覚ます。


「おはよう、ノア」


眠い目を擦りながら、声のした方へ振り返る。

そこには準備を手早く済ませ、ソファでくつろいでいるハクの姿があった。


「おはようございまふ、ハクさん」


まだろれつの回らない声音で律儀にそう返すと、ハクのくすりと笑う声が聞こえた。


「顔でも洗ってきたらどうだ?目が覚めるぞ」


「ふぁ、そうしますねぇ」


ノアはあくび混じりにのそりとベッドから這い出す。

洗面所へ赴き、蛇口を捻って水を出した。


それを手ですくって顔にかけると、冷たい水のお陰で頭がすっきりした。

濡れた顔をタオルで拭い、寝癖だらけの髪を櫛で整える。

いつもの服に袖を通し、改めていつも通りの自分が出来上がる。


「おはようございます、ハクさん」


洗面所から出て、改めてハクに一言述べる。

その一言にハクはもう一度おはようと返した。

朝食はどこかで何か買う事に決めて、出発の準備を進めていると、ふとコクとレイルが気になった。


「コクさんとレイルさん、起きてますかね」


ふと疑問に思った事を述べると、ハクの顔は一気に苦々しい物となった。


「起きてはおらんだろうな……コクは惰眠を貪る質でな……。レイルもレイルで一人では起きて来ないだろうな」


「あー……」



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