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方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第十章
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6


「色々品物がありますね」


ノアはくるくると店内を見回す。

店内には目当ての燃料の他に誰かの趣味なのか手作りのアクセサリーや髪留め等が置いてあった。


ノアが手にとって眺めていると、一つだけ気になるものを見つけた。

緋色の髪の結い紐で、その色鮮やかさに目を奪われてしまう。


「ハクさんの色に似てますね、綺麗……」


どこか既視感を感じていると、ハクの目の色そっくりだと言うことに気づいた。


「どうした、ノア。行くぞ」


ハクが燃料を抱えて戻ってくる。

どうやらノアが辺りを見回している内にさっさと用事を済ませてしまった様子だった。

用事は済んだとばかりにハクは店を出ていってしまう。


「あっ……ま、まってください!こ、これ買います!」


ノアは置いていかれる事を恐れ、結い紐を買って、店を出て慌ててハクの背中を追いかけた。

買った結い紐をスカートのポケットに押し込んでハクの隣を歩く。


「次は食料ですね」


「ああ、干し肉や燻製のものを買うつもりだ」


ハクはきょろきょろと辺りを見回し、迷うことなく見つけた店に入る。

そこは肉屋で、ノアもぱたぱたとハクを追いかける。


そこでもハクは余計なものを見ることなく必要なものをさっさと買ってしまい、またもやノアは置き去りにされそうになった。


ハクのおかげか買い物はすぐに終わり、ノアとハクは大きな荷物を持ったまま宿へと戻る。


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