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方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第六章
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8


ルルニアと名乗った長老は祠に我が物顔で腰かけ、懐から煙管を取り出す。

ノアもそれにつられてその場に座り込んだ。


「貴方は世界中を旅したとお聞きしました。アーカムという村はご存知でしょうか」


「ふむ、懐かしい響きじゃ。たしかとある一族が代々法具を守護する村じゃったな」


「……!そう!その村です!

その村の法具について何かご存知ではないですか!?」


ノアは半ば飛び付くようにその話に食らいついた。

ルルニアは突然のことに煙管を落としそうになったが見事その手のひらに納め、ノアを一瞥する。


「ふむ、お主……アーカムの者じゃな。妾の予想では封印を破られ各地をさ迷っている、といったところか。


あの一族の封印が破られたのは手痛いが。

さしずめレイルの法具の知識に当てられ、レイルを使えんとなると捨て、妾の元に来たのか」


「そんな言い方……!」


図星だった。ハクとコクとはあくまでレイルに会いに行くと言う理由で共に旅をしてきた。

レイルにグレンデルの知識が無いと分かれば心は焦り、一人こうして夜更けにルルニアの下を訪ねているのだ。


「ほほほ、ほんの年寄りの冗談じゃ。

して娘よ。アーカムには神話を、それこそグレンデルについてかかれた書物などあったじゃろう」



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