表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第六章
45/167

5


こぽこぽと音が止み終わる頃にはコップには水が並々と入っていた。


「オイラ紫ちゃんがなに考えてるかは知らないけど、この里はいいぜ、学者も知識も全部ここに集まる。

わかんないことは誰かに聞けば良いぜ!」


ノアが椅子にすわる中、レイルは行儀悪くテーブルに腰かける。

子供のように、宙ぶらりんの足をぱたぱたと動かしていた。


「……それなんですよ。

私はグレンデルに関する情報を探るため、法具に詳しいレイルさんの下を訪ねて来ました、レイルさん。

グレンデルと言う法具について何かわかりませんか?」


ノアは元々ソフィアールに訪れるつもりだった。

それは数多の知識集まるソフィアールならば、グレンデルの呪いの解き方もわかるのではと踏んでのことだった。

結果、この里にくる前にレイルの存在を知って、こうして会いに来たのだ。


「うーん、オイラのソファイアとしての研究の専門は法具だけど、あくまで"法具"であってグレンデルじゃないんだぜ……」


「そうですか」


グレンデルに追い付いたと思えば遠退き、情報すらもつかめないままでノアは顔に暗い影を落とした。


「長老様にでも聞く?長老様、昔世界中歩き回ったって言ってたし、多分紫ちゃんの故郷にも行ったことがあると思うんだぜ!」


レイルは励ますかのようにわざと大袈裟に身ぶり手振りをして語る。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ