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「くっ!!」
ノアは怨めしげにルクスリアの向こうにいるローブの人間を睨んだ、ローブの人間は楽しげに笑いながら、騎士団員達の首を跳ね、
斬りつけ、そこに死体の山を作り上げていく。
「やめて、やめてぇ!!」
ノアの悲痛な声は届くことなく、ただ見ているしか出来なかった。
ノアはぺたりとその場に座り込み、絶望したように目の前で殺されていく人間を見つめた。
頭を垂れ、その身体はかたかたと震えている。
それを好機とばかりに、ルクスリアは毒尾をノアに向けた。
「ぼさっとすんな!!」
後ろでコクの声が響く。
それでノアはようやく我に帰り、襲い来る毒尾を避けて斬りつけた。
甲殻が弾け飛び、ルクスリアはぎ、ぎと軋んだ声らしからぬ声をあげる。
「今はコイツ狩るのが先だ!じゃねぇとどんどん被害でるぞ!」
コクは鼓舞するかの様にノアに向けて叫ぶ。
するとようやく我に帰ったのか、ノアはルクスリアを見据えた。
「……はい!」
ノアはそれに答える様に凛と声を上げた。
ノアとコクはルクスリアめがけて駆け出す。
ルクスリアが毒尾を振るうのをコクがシロガネの壁で受け止め、それのカウンターとしてシロガネの壁は降り注ぐ刃の雨となる。
ノアは怯んだ隙に斬りつけ、傷を増やしていく。
それに合わせるように、コクはその上から両手に握ったシロガネで斬りつけた。




