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方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第一章
11/167

6

「くっ、そがぁ!」


コクは舌打ちを漏らし、シロガネの壁を、小太刀を一斉に巨大なサソリへと向け、射出した。

サソリは尾でそれらを弾き返し、辺りには弾き返されたシロガネの影が突き刺さる。


ノアはサソリがシロガネに注意を向けている隙にサソリの懐へと潜り込んだ。

意識をこちらに向けていない隙に、ノアはマフラーをナイフへと変化させ、巨大なサソリを斬りつけた。


「はぁっ!!」


甲殻にほんの少しだけ傷をつける。ローブの人間はただ静観しているだけで、何か仕掛けようとはしてこない。

サソリは軋む様な音を上げて、ノアに毒尾を振るった。


「ノアさん!」


コクの心配する声が無に消えるように、ノアは毒尾を容易く避け、その毒尾に飛び乗る。

毒尾に飛び乗ればそれを伝って胴へ上っていく。


背中へ飛び乗り、ノアはサソリの背を抉るようにナイフを突き立てた。

サソリの軋む様な鳴き声がノアの耳に届く。


その隙にコクはシロガネを二本持ち、真正面からサソリに挑んだ。


「っらぁ!!」


コクは二刀のシロガネを用いて全力で斬りつける。

注意がコクに向いている瞬間ノアは胴体から飛び降りて、サソリの足を斬りつけた。


互いが注意を引き付け、互いにその隙に小さくだがサソリを傷つける。


それを何度か繰り返し、時間を稼いでいると、誰かが呼んだのかこの街の騎士団が現れた。大勢の騎士団はローブの人間を取り囲む。



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