ふ・ゆ!
先週は熱出して更新できませんでした。今週は平気です。
てなわけで、お久しぶりなソラです。冬休みが近づいており、少々浮かれております。
今回は、「冬」にちなまず、ちょっと真面目に「人権」のお話。
先日、学校で人権学習をしまして。なーんか、「うーん??」となりました。
結局、人権って大人から学習しなきゃいけないんじゃないの?という結論に至った、今日この頃。
やっぱり、子供が一番影響されるのは親です。家族です。
大人の何気ない一言。たとえば、
「あそこの家は、たしか3年前に泥棒が入ってね…。かわいそうに」
たったそれだけの言葉。そのせいで、子供には「あそこの家の人はかわいそう」って印象づけられてしまうと思うんです。
学校で「差別はいけない」と習っても、家庭で「泥棒に入られた家はかわいそう」だなんて価値観を先にすりこまれてるわけですから、そりゃ混乱しますわ。
しかも、「差別はいけないから、あの人に優しくしよう」とか思って、何かしらを手伝ったお礼にリンゴなりなんなりもらって、それを親に渡せば、「あそこは泥棒に入られてるんだから、ものをもらっちゃいけません!」とかね。もう、子供はパニック。
…かなり脚色を加えていますが、わりと実話だったりします。
あと、個人的に許せない話なんですが、うちのおばあちゃん。戦争中を生き抜いてきた人ですから、価値観の違いを分かってはいるんですが。
「くろんぼ(黒人)のおなご(女性)はかわいそう」
だと、いまだに言います。
いまどき、そんな価値観ある!?「人種差別」がいろいろ問題になって、もう何年経った?それを言うことで、どれだけその国の人に失礼なことか、分かってるんだろうか?
答えは、否でしょうね。
絶対おばあちゃんは分かってないし、分かってもくれません。あきらめているつもりですが、陸上大会などで活躍している選手などを見ているときふいに言われたりすると、頭にカッと血がのぼります。
…そうなるだけ、学校に先入観をすりこまれているのかな。と思ったりもして。それが実はちょっと不安だったり。
なにはともあれ、「差別はいけない」けれど、それ以上に「先入観を与える」のが問題なんじゃないかと思いまして、そうすると子育てに気は抜けないという結論に達し、「うわぁ、子育てって大変!」と勝手に自己完結した次第であります。
小娘が生意気申しました。すみません。
それと、普段よりも明らかに長く、かつ読みにくい文章につきあっていただき、ありがとうございました。
では、またの機会に。




