表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王様とおっさん~異世界はキャットGPTとともに~  作者: PYON
第四章 ミシディア共和国

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/108

ミシディア共和国科学大臣フェルマン06

 あの威力はなんだ。

 砲弾があれだけの爆発を起こすとはどういうことだ。

 魔法でも込められているのか。

 とにかく、兵たちは混乱している。

 そこに騎馬隊が突っ込んでくる。

 上陸した軍隊はなすすべもなく蹂躙される。

 混乱につぐ、混乱。

 敵味方が入り乱れての乱戦。


 騎馬隊のあとに歩兵が控えている。

 隊列を立て直すために、こちらの砲撃をしないとならない。

 もちろん、船からは弓矢や魔法による攻撃を開始する。

 ただ、自軍の兵がいるため、一斉攻撃というわけにはいかない。

 完全にしてやられた。

 あの騎馬隊はマルス将軍の軍だ。

 やつらは、主力をこっちに配置しているのだ。

 国境側に主力を置くと思っていたが、こっちなのか。

 わたしたちの動きはすべて読まれているのではないか。

 

 このまま、押されるわけにはいかない。

 こちらも相手の後方に砲弾を打ち込む。

 しかし、こちらの大砲の命中精度は低い。

 動いているものを狙うのは不可能。

 それに弾のスピードが遅い。

 動く標的にはほとんど避けられてしまう。

 やつらの砲撃は範囲攻撃だし、なによりスピードが速い。

 わたしは今回テクノロジーでアドバンテージを持っているとおもっていたが、そうではなかった。

 読み違えたわけだ。

 たしかに弾に魔法を付与させることに成功はしているが、まだ大砲で撃つという段階ではない。

 いちおう、次の手として用意はしているが。

 

 兵たちは船に戻ろうとする。

 それを追撃する敵兵。

 とりあえず、最前線の船は捨てる。

 敵が入り込んだ時点で、船を破壊すればいい。

 自軍の兵も乗り込んでいる?

 そんなことどうでもいい。

 前線に送られる兵なんて重要な存在ではない。

 昔は先陣を取るとか言って、名誉を得るとかあったみたいだが、現代の戦争では関係ない。


 こっちの砲はフル稼働させる。

 攻撃することで、相手を牽制できる。

 本隊をこちらに近づけさせないために。


 しかし、あの戦車とかいうのが近づいてくる。

 兵が逃げたところに割り込んでくるのだ。

 完全に射程距離に入った。

 戦車を狙うように命令する。

 しかし、動く標的には当たらない。

 おもったよりスピードが速いのだ。

 あの砲台、こっちを向いていないか。

 そう思ったとたん、この戦艦バルカンの甲板で爆発が起こったのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ