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王様とおっさん~異世界はキャットGPTとともに~  作者: PYON
第四章 ミシディア共和国

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ミシディア共和国科学大臣フェルマン05

 ヒルヴァ副司令官からの連絡が信号で届く。

 元ミシディア海軍の大将だ。

 彼はこの艦隊の後方にいる。

 いちおう昔の軍隊の化石だが、ここで新しい戦をみせてやろうと思ったのだが、自分から後方への配置を希望したのだ。

 今回の戦争の肝は前方にしかないというのに。

 もし、ニャール水軍が攻めてきたとしても、たかが100隻。

 簡単に退けることができる。

 わが海軍の戦艦には全部大砲を積んである。

 海賊上がりの船を撃破するなんて簡単なことだ。


 それで、なんの連絡だ。

 もしかしてニャール水軍を撃破したとか、そんなところか。

 そんなこと出来てあたりまえだ。

 

 私は電文を読む。

 コウホウ ゲキハサレル

 ヒガイ50セキ スイチュウカラノコウゲキニヨリチンボツ

 手旗信号によるものなので端的だ。

 しかし、ニャール水軍に50隻が撃沈されたというのか。

 やつらは小型船中心だろう。

 本当に役にたたないやつらだ。

 奴らは海での戦は経験がものを言うとか言ってるが、その経験を駆使した結果がこれか。

 もう、やつらの時代は終わったということか。


「正確な情報をくれ」

 わたしは後方から状況のわかるものを呼び寄せるように命ずる。

 たぶん、小競り合いで負けただけなのだろう。

 後方にも軍艦を配置したのに、ニャールの小舟に負けるなんてな。

 それにしても水中からの攻撃というのが気になる。

 

 とりあえず優先するのは、この港町を押さえることだ。

 わたしは現在の作戦を続ける。

 もう一万人は上陸したはずだ。

 これでやつらが攻めてきても大丈夫だ。

 兵たちで護衛をしながら、物資を降ろす。

 

 向こうから何か来る。

 騎馬隊だ。

 それと砲台のついた馬車。

 いや、馬は曳いていない。

 あの話に聞く自走式の戦車だ。

 やはり、簡単にはいかないか。

 と言っても騎馬隊は200程度。

 そんなので一万の兵を退けられると思うのか。


 兵たちは隊列を組んで迎え撃つ。

 その時、大きな爆音がして、戦車から弾が発射される。

 その砲弾は隊列の真ん中に落ちる。

 効率の悪い戦い方だ。

 砲弾に潰されるのはせいぜい数人といったところだろう。

 ところが、隊列の真ん中に落ちた砲弾は大爆発を起こす。

 大規模魔法クラスの爆発だ。

 もしかして、特別な砲弾なのか。

 その爆発に20人以上の兵が巻き込まれるのだった。

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