98話 3人組の英霊
船に帰ってきた私と先生はスイさんに呼び止められた。
「ちょっと待って、あなたの魔力ビームの威力凄くないか?」
「羨ましいだろうな」
「ええ、私の能力が合わされば怖いな」
そして次の焚書の切れ端場所に向かうことにした。
「そういえばスイさんの能力って強いんですか?」
「単体だと弱いけど重ねれば重ねるほど強くなるのかな」
「どんな感じに?」
「鉄の板あるでしょ?殴っても普通だと折れないでしょ?」
「確かに折れないですね」
「でも私の能力を重ねて使うと折れるんだ。不思議だね」
スイさんはそう言って船のかじ取りに奔走し始めた。
(スイさんも侮れない能力を持ってるんだなぁ)
「それで次の場所は何処に?」
「次は寒地だ、寒いから戸締りしっかり」
次の向かう土地は寒地らしい、ペンギン見れるかな。
「それでな、寒地での焚書の切れ端が3つあるらしい」
「つまり英霊が3人いるのか」
「ああ、連戦になるかもしれないが頑張ってくれ」
「頑張るよ、出来るだけまとまってくれてると助かるかも」
目的地に着く間、私は魔法を出していった。
「寒地だったら火魔法がよさそうだな、体を温めれるしな」
「そういえばステラ、あんたの先生って一体何者なんだ?」
スイさんが遠くから聞いてきた。
「普通の人間だと思いますが?」
「私から見るとな、あれは人間ではないと思う」
「人間じゃないってどういうこと?」
「文字通りの事だ、あいつは人間じゃない」
「私はそう思わないですよ」
そして私は船の中に入っていった。
(先生は絶対人間だ、だって人間の体の形だし声も人間。でもそうしてスイさんは先生の事を人間じゃないって言ったんだ?)
私はスイさんが言った先生は人間じゃない発言が気になっていた。この事は先生に言わないでおこう。そして私は目的地にたどり着くまで船の中で待機したのだった。
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