92話 魔族を信仰する奴らの執念
風呂から上がった私とサバニャ、あとおまけの先生は体を冷やしていた。
「ふぅ~涼しい~」
「だね~ご主人~」
その時船が爆音と共に揺れた、その場に居た私たちは体を地面に叩きつけられた。
「いてて……二人とも大丈夫?」
「先生こそ大丈夫ですか?」
「ああ、何とか大丈夫だ」
船内が慌ただしくなる中、先生は何が起きたのか調べ始めた。
「今の衝撃はめったに起きる事ではない、つまり外部からの襲撃か単なる事故か……」
「事故だとしたらワイバーンとかですね?」
「そうだ、それに大きい横揺れだったから恐らく下の部分に激突したんだろうな」
私たちは船の下層を見に行った、すると大きな穴がぽっかりと開いていたのだった。
「凄い穴だね」
「ああ、ワイバーンが激突した穴じゃなさそうだな……」
すると先生は魔法をすぐに撃てる準備をした。
「恐らくこれは襲撃だ、山賊か?」
先生は外を見た、すると一瞬で先生はアンチマジックシールドを船を包むように展開した、それはスイさんにも何か感付かせるような感じだった。
「まさかあいつらが来たとは……どこかで情報が漏れたのか?」
「もしかして魔族を信仰する奴らが?」
「ああ、そうだ」
すると外を見ると黒い影が上から降ってきた。それと同時に肉同士がぶつかる音と叫び声が聞こえてきた。
「……今何か落ちなかった?」
「落ちたよね~どした?」
私たちは下を見た、そこに居たのはセラフィスで地面に魔族を信仰する奴らが倒れていた。
「……ヴィ」
「もしかして全員セラフィスがやっつけたの?」
「やっつけたよー」
「もしかして奴らはセラフィスが乗ってるなんて思ってなかったようだね」
「強すぎるだろ……」
私たちを狙った襲撃はセラフィスによってぶっ壊されたのだ。そして船の穴はスイさんが必死に修復するようだ。
「どうしてこの船は壊される部分があるんだよぉおお」
「私たちが狙われててすいませんでした」
「まぁ狙われるのは勝手だけど船だけは壊されたくないよ」
そしてその場に居るのは危険と判断して船は進んだ、そして次の焚書の切れ端を求めるのだった。
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