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ヴェリテトゥルー大学校で私は輝くステラになる(平日8時20分、休日9時20分更新!)  作者: 猫こんた


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7話 七色の結晶

翌日、私たちは実習場にいた。

「今日はこの場所で戦闘訓練を行ってもらう。頼られる人は強いからな。行ってこい!」

先生がそう言うと私たちは森の中に入っていった。

(戦闘訓練の終わる条件は確かこの中にある6つのボールを見つけるっていう事か。そして先生がどこからか見ているのはバレているんだよね)

先生は生徒が心配なのかみんなにばれない位置で追ってきている、だけど私には丸わかりだ。

「この広大な土地にボールが……空から見るか」

ラゴニアはドラゴンの姿に化け、そして飛んでいった。

「空から見つけるのは……とてもいいなぁ」

イラストリアがそうおびえながら言うとケリーが話し始めた。

「まずは草むらから探しましょうか、もしかしたらそこにあるかもしれないので」

ケリーが指さしたのは草むらだった。

「確かに草むらに隠されてそうだけどね」

私たちは草むらを必死にかき分けてボールを探していった、だがボールは無かった。

「ねぇサバニャ、ボールみつかった?」

「全く見つからないのだ~ご主人~」

するとエラストは木の上に登り、静かに離れていった。

「ちょっとエラスト!?何処に行くの!?」

私がそう言ったが全く聞く耳を持たなかった。

(しかしボールは地中にあるっていう事はあるのか?)

私は先生に言った。

「アインツベルン先生、ボールって必ず地上にあるんですよね?」

するとどこからか先生の声が聞こえてきた。

「そうだ、必ず地上にあるぞ」

(必ず地上にあるのか、ならどうやって探していけばいいんだ?)

するとサバニャが顔を地面に近づけていた。

「サバニャ、どうしたの?」

「こっちに丸いものがある!」

サバニャがそう言うと森の中を駆け抜けていった。

「サバニャちょっと待って!」

私はサバニャを追って走った、そしてサバニャが止まった場所にボールがあった。

「ここにボール!」

(すごい、サバニャがボールを見つけた……もしかして獣人族だからボールを察知したのか?)

「サバニャ、もしかしてボールを察知したのか?」

「何だかこっちにあるって勘が言ってたから来てみた!ご主人どうぞ~」

サバニャは見つけたボールを私に渡してきた。

「いいの?」

「もう一つ見つけたらいいっていう事!」

そしてサバニャは再び森の中を走っていった。

(でもラゴニアはボールを見つけられたのだろうか?)

その時どこかから大きな音が聞こえてきた。

「な……なんだ!?」

先生がどこかに行くと私は何か変なものを感じた。

(先生が音の鳴った方に飛んでいったのならもしかして何かあったのかな)

するとサバニャが飛んできた、手にはボールがしっかりと握られていた。

「ご主人一体何の音なの!?」

サバニャは私の周りを走ってパニックになっていた。

「サバニャとにかく落ち着いて、こっちに行くよ」

私とサバニャは急いで音の鳴った場所に向かっていった、そこに居たのは大きな魔物だった。

「なんじゃこりゃぁぁ!?!?」

地面にはラゴニアが倒れていて先生が戦っていた。

「ラゴニア!大丈夫か!?」

私はラゴニアに声をかけたが反応は無かった。その時先生に言われた言葉はこうだった。

「すまない!ラゴニアを連れて逃げてくれ!」

(先生を置いて逃げる?そんなことはしたくはない、けどどうしたら……)

私が迷っているとサバニャはラゴニアの首筋を握って引きずっていった。

「お前も逃げろ!」

「……私は逃げませんよ」

すると私は体内をめぐる魔力の量を増やした、そして私の後ろに七色の結晶が出てきた。

「その結晶はいったいなんだ?」

「先生は知らないんですよね、昔にあったことなんですけど、貴族殺しをこれで蒸発させたんです」

結晶は光り始めるとビームが魔物に当たった。

「なんだと……ビームが魔物を溶かしている」

先生は私の結晶を見てこうつぶやいた。

「なんということだ……」

先生は何かを知っているような声を出し、私はビームの出力を増幅させた。

「溶かし尽くせ!!!」

ビームは太くなっていき、そして気が付いた頃には魔物が居なくなっていた。

「さてと、実習を続けましょうか、先生」

そして私はボールを持って出口に向かっていったのだった。


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