77話 焚書探し
私はゴルゴンと話したことを先生に話すと焚書の事について気になったらしい。
「気になるんだけどさ、焚書されたのに紙切れがあるって事は世界のどこかに焚書の紙切れがあるってことだよね」
「まぁそうなりますよね、もしかして探しに行くんですか?」
「そうなるな、もしかしたらステラが見つけた生物の召喚魔法の魔導書が見つかるかもしれないし」
「なら今から探しに行くんですかね?」
「ああ、今すぐ行くぞ」
こうして私たち特別選抜学科は焚書探しの旅に出ることが決定し、先生は校長に許可を求めに行ったのだった。
(さてと、ここから長い旅になりそうだぞ)
先生は校長室に入った、だが司書さんはそこにはいなかった。
「……そう言えば校長兼司書だったな」
先生は非公開図書館に向かい、そこで司書さんを見つけた。
「やぁ校長さん、どうだ?」
「まぁ楽しんでやってるよ~」
「ちょっと出張行くので許可ください」
「出張……と言うのは?」
「特別選抜学科と一緒に焚書の切れ端を探しに行きます。ここに焚書はおいていないでしょ?だから探しに行きますよ」
「そうか、なら行ってよし!」
司書さんは出張の許可を先生に与えた、だがこんな簡単に与えていい物だろうか?そして特別選抜学科のみんなが教室に集められると先生はみんなにこう伝えた。
「先ほど、校長から出張許可が出た。これから私たちは焚書探しの旅に出る」
その言葉にラゴニアが反応した。
「焚書ってのは何処にあるんだ?」
「世界のどこかにある、だが見つかっても紙切れだけだろう。なので今から私たちが行った島に向かう」
(確かにマリーさんが居る島は魔王と勇者が戦った場所だ、そこに焚書はあるのか?)
先生は私たちに準備しろと命じると私たちは服をカバンに詰めていった。
(しかし先生は焚書を急に集めようとしたんだ?もしかして悪用されないように集めるのか?)
そして私たちは準備を終えると先生はすでに馬車の用意をしていた。
「よし、みんな集まったな。この馬車に乗り込んで」
私は気になってたことを質問した。
「先生、どうして焚書を集めようと急に言い出したんですか?」
「焚書が魔族を信仰する奴らの手に渡ったら恐らく対抗策がステラが持っている焚書の奴しかいないだろう。だから先に手を打っていかないといけない」
「まぁ……そうですよね」
私はゴルゴンを召喚した。
「見てみてくださいよ、ゴルゴンの顔」
私はゴルゴンの頭の鎧を外した。
「どうも」
「あら~こんなゴツイ鎧を着てるのに中身は可愛いのね」
「私は馬車に乗り込むんで後は任せました」
私は馬車に乗り込み、先生がゴルゴンと戯れるのを見ていた。そして数分後ゴルゴンが馬車に乗り込み、先生が馬車の前に座った。
「それじゃ、出発するよ」
こうして私たちは二度目となる島に向かって走り出したのだった。そしてその島には焚書がゴロゴロと転がっているのだった。
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