5話 特別選抜学科
話をしているとチャイムが鳴りだした。
(これって授業のチャイムなのかな、何も知らされてないから分からないな)
私は部屋に戻りロッカーを見た、そこにあった服はここの学校の制服だった。
(学校の制服だね、とにかく着るかぁ)
私は制服に着替えた、サイズはぴったりで少し余裕すらあった。
「さてと、カバンを持っていくかぁ」
私は部屋の壁に校内地図を貼ってあるのを発見し、その通りに教室に向かった。
「ご主人~待ってたよ!」
部屋を出るとそこにサバニャがいた、どうやら私を待っていたようだった。
「サバニャ……私を待っててくれたの?」
「そうなのだ~主従関係は絶対なのだ!」
(サバニャは私の事を主人って思ってるのか、仕方ないなぁ)
私は教室に向かって歩き、後ろからサバニャが追いかけてきていた。
「ご主人待ってよ~」
(なんだかみんなの前でご主人と言われるとなんだか恥ずかしいなぁ)
教室に入ると6席あり、前には黒板と教卓があった。
「とっても本格的だなぁ」
「ご主人と私は隣同士!それしかない!」
前には席順が張り出されていて私とサバニャの間にエラストが挟まっていた。
「フギャーッ!!あの人間が間に挟まってる!百合の間に入る人は死すべし!!」
「こらこらサバニャ、そんなこと言わないの」
そしてみんなが続々と教室に入ってきて席順の通りに座っていった。そして先生が入ってきた。
「はい、全員揃ったな。今日から3年間、お前たちを見るアインツベルンだ」
(女の先生か、なんだか気難しそうな人だなぁ)
先生は何か圧力が凄く、私たちを圧倒できそうなオーラを出していた。
「あんたが先生か、なら私と勝負しろ!」
ラゴニアが先生に言うとどうやら乗り気のようだった。
「いいぞ、かかってこい」
その時アンチマジックシールドが展開された。
(試験の時のアンチマジックシールドはまさかあの人が展開をしていたのか!?)
ラゴニアは太いしっぽで先生をぶっ叩いた、その時地面が抉れた。
(すごい……ドラゴンの時の戦闘力と変わりがない)
だけど先生は片手でしっぽを受け止めていた。
「龍人族か。とっても力が強いがまだまだだ」
先生は片手だけでラゴニアを吹き飛ばし、火球を飛ばした。
「ハァッ!」
火球はラゴニアに命中し、黒焦げになった。
「うへぇ~」
「私を普通の人間のように思わないようにね」
そう言うと私たちにプリントを手渡していった。
「それは教科書と副読本や備品を引き換え出来るチケットだ、今日はそれだけだ」
先生は私たちを誘導し、教科書と副読本や備品を引き換えた。。
(先生ってなんだか女の魅力ってのを感じるんだよな……服装のせいだろうか)
そして教室に戻ってくると時間割を配られた。
「先生、この自由鍛錬って実質自習ですか?」
「そうだ、だが先生が呼ぶ生徒は特別授業だ」
「そんなー」
するとサバニャがこういった。
「どうしてご主人と席が離れてるんですか!!!」
「どうしたんだ?不満か?」
「どうしてご主人と席が!!!」
サバニャは私に指をさして先生に抗議をした。
「不満か?なら変わってもいいがエラストがいいなら」
「俺は別にいいぞ、席で困ることは無いからな」
そう言うとエラストはサバニャの荷物を移動していった。
「じゃ、今日はこれで終わりだ。明日から授業だから夜更かしするなよ」
そして私たちは自室に教科書を持ってくると備品の中にあるデジタル生徒手帳を起動した。
(すごいなこれ、優秀な技巧技師がいるんだね)
私の名前と学籍番号、あと学科が書かれていた。
(特別選抜学科ねぇ、なんだか特別扱いなのが気になるけどいいか)
私はデジタル生徒手帳を閉じ、教科書や副読本に名前を書いていった。その時サバニャが部屋に入ってきた。
「ご主人~」
「どうしたんだ?」
サバニャはふらふらと歩きながら私の太ももに倒れこんだ。
「ご主人がいないと私は駄目だよ~」
どうしてそんな私にベタベタなのよ、やるべきことはやったの?」
「やってない~だから一緒にやろ~」
私は仕方なくサバニャと一緒にやるべきことをやっていったのだった。この後私は気になる場所に行ってみようかなと思っていた。
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