42話 同じ血
寝室に入るとマオさんが部屋の鍵を閉めた。
(一体何をするんだ?)
マオさんは私に近寄り私のスカートをずらした。
「は……はわー!」
私は恥ずかしさでマオさんの視界を塞いだ。
「あなた、まだ子供なのね」
「うるさい!黙って私のパンツを見て何が子供なのよ!!」
私はマオさんの事を変態と思っていた、だがマオさんが見ていた場所は違った。
「私と同じ淫紋だ、もしかしてステラ・ソフィアか?」
マオさんは私の淫紋を見ていた、そして私の名前を言った。
「そうだけど何なの?」
私は少し不満げにスカートを元に戻すとなぜかマオさんがプルプルと震えていた。
(何だこの人、気持ち悪いな)
するとマオさんはとんでもない爆弾発言をぶっこんできたのだった。
「私の……子供なのね」
「……ハァ?」
マオさんが私を子供と言い、そして私に抱き着いてきた。
「ここにやってきてくれたんだ……よかった」
「意味が分からないんだけど!?ちょっと離れてよ!?」
「お父さんはどうなの?元気なの?」
「うるさい!お父さんを今気にかけてくれるのはうれしいけどお前のせいでお父さんは没落したんだぞ!」
私はマオに今までの不満をぶつけた、当然不満をぶつけられていいような仕打ちを私とお父さんにしてきたのだ。
「すまないな、そう言われる事をしたのが悪かった」
「謝るんだったらお父さんに謝って、私に謝らなくていい」
私は部屋の鍵を開けようとした、だがマオは私と体を密着させてきた。
「ちょっとだけ話だけ聞いて行かないの?」
「お父さんに謝ってからにして」
そして私は先生の元に帰るとマオはしょぼくれながら部屋から出てきた。
「なんだかマオしょぼくれながら出てきたよ!?あなた何したの?」
「別に」
「別に!?」
マリーさんは私に何をしたのか確認したが塩対応をした。
「……ちょっと行ってくる」
そう言ってマオは窓ガラスを割りながら外に飛び出していった。
「飛び降りた!?」
先生は割れた窓の外を見たがマオは空を飛んでいるようだった。
「空を飛んでいるな……イカレてやがる」
「まさかステラ、マオを振ったの?」
「いや、ややこしくなりそうだから言わない」
「そうなのね、でもステラはマオにあんなことをしたのは歴史に残りそうだね」
そして私たちはこの後何をしようかと話し合っていた。
「ねぇ、この後どうするの?」
「一応この場所は魔族を信仰する人間はいないと考えてもよさそう。だから遊びに行くのもアリかも」
「そうか、マリーさん何か観光名所知ってる?」
「観光名所と言われたら微妙だけど饅頭屋に行ってみるといいかもしれない」
「饅頭……先生行ってみようか。マリーさん道案内頼むよ」
こうして私たちは饅頭屋に行く事になり、この街の観光を始めたのだった。そして私の母親が分かり、どことなくクソみたいな母親と言う事が分かったのだった。だけど理由を聞くことを忘れていたのに気が付いたのだった。
最後まで見てくれてありがとうございます。
少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想・レビューをお願いします!




