3話 至近距離火炎砲
翌日、私は木に登り獣人族に近づく奴らを追っ払おうとしていた。そして一人、この場に近寄ってくる人がいた。
(腰からしっぽが生えてる、獣人族か龍人族かな)
私は静かに観察をしているとそいつがこっちに向けて口を開けた。
(まずい、何か来る!)
私は急いで木から別の木に飛び移った。
「そこにいるのは分かってるんだ、出てこいよ」
奴は私に向かって挑発をしてきた。
(生き残ればいいっていう試験なのにどうして喧嘩を売る奴がいるんだよ!?)
すると奴は私の方に飛んでくるとドラゴンの姿に変化した。
「吹き飛べ!」
するとドラゴンは私に向かってゼロ距離火炎砲をぶちかましてきた。
(でもアンチファイアシールドは間にあう!)
そしてゼロ距離火炎砲が私に向かってぶちかまされ、私はギリギリでアンチマジックシールドを展開できた。
「ふぅ、すぐ判断できたからよかったけど、普通だと塵になってたな」
私は魔法で大きな氷塊を頭上に出した
「少しは頭を冷やしたら?アイシクルストーン」
私はドラゴンに向けて氷塊を発射した、そしてドラゴンは氷塊に向けて火炎砲を放っていたが全然溶かせる気配は無く、ドラゴンは氷塊に押しつぶされた。
「さてと、転送されちゃったかな」
私はじっくりと氷塊の中を見た、するとさっきのドラゴンはテレポートする瞬間が見えた。
(戦闘不能として処理されたのか、あんな風に退場していくのか)
そして獣人族が起きると私はにっこりしながら顔を見た。
「おはよう、さっき人が居たから退場させておいた」
「ありがとうご主人……すりぃ」
獣人族は顔を私の手に擦りつけた。
「ああ」
私は少しだけドライになり、私は周りの警戒をしていった。
(恐らくさっきの戦闘で受験生たちがこっちに近寄ってきているだろう。今すぐここを離れないといけないか)
私は獣人族を連れてその場を離れた。その時私は気が付いた、リングに数字が書かれているのを。
「これって一体なんだろう」
「このリング、最初は900って書いてたのだ」
(900か、もしかして開始時の人数?と言う事は398と書かれているから398人いると言う事か)
どうやらまだまだ試験は続くようだ。そして後ろからは争う声が聞こえてきた。
(どうやら私がいたところに人が集まりだしたな、逃げて正解だった)
「後ろなんだかうるさいよ~?」
「多分敵が集まってるんだろう。だからすぐに逃げるよ」
私たちは敵が来ないような場所に来ると話を始めた。
「そう言えば名前は何なの?聞いてなかったから今聞いておくよ」
「サバニャ・アシュベルド、あなたは?」
「ステラ・ソフィアだ、よろしく」
その時リングが鳴り響き、数字が300になっていた。
(あれ、資料には300人+6人ってなってたけど、どうして300人の表示なのだろうか)
するとテレポートするとそこに居たのは学校長だった。
「おめでとう、君たちは我が高の入試に合格した」
周りからは疲れたと言う声やら喜びの声が聞こえてきた。そして資料を渡された私たちは寮に向かうのだった。だが私は何故か試験官に止められた。
「ちょっと待て、お前はこっちだ」
試験官は私の腕を掴み、別室に連れていった、そして連れてこられた部屋には5人がいた。
(あれ、私含めて6人……?)
その時、学校長が部屋に入ってきた。私は何かされるのではないかと警戒して魔法を使う準備をしていた。
「そう警戒しないでください、別に危害を加えません」
「馴れ馴れしく言うな、どうして実技試験は受験生同士の殺しなんだ?」
学校長は私の質問に答えず、こう言い始めた。
「ここに居るのは300人の枠に入らず、特別枠で入学する。学費は無し、待遇は主席並みだ。そしてこの6人で特別クラスを過ごしてもらう」
そこに居たのは龍人族や人間、サキュバスとエルフ、あとサバニャだった。
(どうしてここにサバニャがいるんだ)
すると学校長はこう言った。
「ここに居るのは受験生の中でも何かしらの能力が飛びぬけている、くれぐれも力の使いどころには注意してくれ」
そう言うと私たちは特別な寮に案内されたのだった。そして私は服とかの荷物を自室に置くと選ばれた6人だけが利用できるリビングに出ていったのだった。
(しかしここから学園生活が始まるのね、でも特別クラス……どうして私は入れられたんだろう?)
こうして私は学校生活の始まりを感じつつ、不安感でいっぱいだった。
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