19話 復活を夢見て
翌日、授業を終えた私は学校の外を歩いて行った。
(しかしこのあたりは一種の街だなぁ、本当にすごい建築だなぁ)
一つ一つの建物が大きすぎるが故、外周がとっても長い。
「ねぇ君、ステラ・ソフィアだよね」
後ろから声をかけてくる人がいた、だがその声に聞き覚えは無かった。
(もしかしたら学校の人かもしれないし一度顔を見てみるか)
私は振り返り、相手の顔を見た。だがその顔は謎の模様の仮面を着けていて全く見えなかった。
「おおっ、やっぱりあの方と同じ魔力……同じ立ち姿……!!」
「あの、もう散歩に戻ってもいいですか?」
私はそう言って散歩に戻ろうとした、だが知らない人は私の手を握った。
「君こそが我が君主だ」
その時私の第六感が逃げろという命令が脳内を駆け巡った。
「きゃぁぁああ!!!」
周りに聞こえるほどの悲鳴で私は逃げ始めた。
(とにかく逃げないと……奴の言っている君主って一体なんだ!?)
私は逃げつつ奴の言っていた君主という物を考え始めた。
(一体奴の君主はなんだよ!?もしかして仮面に書かれていた模様が関係してるのか?)
奴は私に向かって走ってきているが私の方が足が速い。
「うおおお!!!!」
その時私の前の建物から先生が飛び降りてきた。
「ステラこっちだ!」
「先生!後は頼みました!」
私は先生の後ろに隠れた、だが追ってきてた奴はくるっと方向転換して逃げていった。
「先生、奴らは一体何ですか?」
「知らない、だけどステラを狙っているようだったな」
先生は逃げていく奴をじっと見ていた。
「先生、奴は私をあの方と同じ魔力と言ってたんですけど、何だったんですかね?」
「さぁ、私には分からないな」
そして私は先生の引率の元学校に帰っていったが奴の言っていた主君やらがまだ気になっていたのだった。
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