18話 盛り上げた後に
焼肉パーティーは終わり、イラストリアとケリーは部屋に戻り私とラゴニアは後始末をしていた。
「……ラゴニア、どうして焼肉パーティをしたと思う?」
「分からない」
「ラゴニアと話したかったんだ」
ラゴニアは静かにホットプレートを洗っているところに私は話を続けた。
「あのね、先生にラゴニアを抑えてほしいって言われてるんだ」
「どうして抑えろと言っているんだ?」
「ラゴニアってどうして私たちに対してあたりが強いの?」
「……信用してないから、出会って数日のあなたたちをまだ分かりきっていない」
「そっか~ならここから他人のことを知っていったらどう?」
「……そうだな、それにこんな場を用意してくれたステラには感謝か」
そして後始末を終えて私はホットプレートを自室に置いた。
(ラゴニアと少しだけ会話出来たけどなんだか悪い奴ではないのは分かった。あとは時間が解決してくれるのかな)
そして私は自室に入り、机と向き合った。
(さてと、明日の予習をしないとね)
私は明日の授業の予習を始めた、知ってる内容がありつつ、知らない内容があるので念入りに頭に叩き込んだ。
「ご主人、今大丈夫?」
「サバニャ、どうしたの?」
サバニャが部屋に入ってくると私のノートを見た。
「すごぉい……見やすいし図も凄い丁寧、これだけでも魔法を放てそうだね」
「そう?」
サバニャは私のノートをべた褒めし、そしてサバニャはノートを持ってきた。
「写させて!」
「いいけど……」
サバニャは私のノートを模写し始めた。まぁこれは予習のノートだけどね。
「これ予習ノートだけど?」
「そうなの?」
「ああ、今まで勉強してきたノートあるけど、見る?」
「見ちゃってもいいのだ?」
「いいよ」
私はサバニャにこの学校に入る前に勉強してきた対策ノートを見せた。
「うおぉ……知らないことまで書いてあるね~」
「でしょ?これの数十倍は勉強したよ」
「えっ」
私の勉強量にサバニャの動きは止まった。
「この量の書き込みを数十倍……わぁおなのだ」
そして私は予習をしていき、サバニャは私の対策ノートを写していったのだった。そして寝る時間になるとサバニャは部屋から出ていった。
「じゃね~」
「また明日~」
私はベッドに潜り込み、静かに目を閉じた。
(明日も楽しみだ、だけどエラストは何処に行ったんだ?)
明日の楽しみとエラストの安否を思いつつ私は眠りに着いたのだった。
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