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ヴェリテトゥルー大学校で私は輝くステラになる(平日8時20分、休日9時20分更新!)  作者: 猫こんた


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17話 仲良し大作戦

早速私はラゴニアに声をかけてみた。

「あのラゴニア……ちゃん?」

「あ゛?」

ラゴニアは私に向かって睨んできた。

(ひぃぃこえぇぇえそうだよねほとんど初対面の人にちゃん付けしたら不機嫌になるよねぇ)

私は村で育ってきたが故、人とのコミュニケーションがままならないのだ。

「ひいぃぃぃい!!!」

私はラゴニアの圧に耐えられずに寮を出ていったのだった。

(本当に怖いしあの野性味がある眼力に耐えられる人なんて早々いないよぉぉぉお!!!)

ラゴニアの目は赤く、不気味さを感じるほどに赤い。

「待ってよご主人~」

後ろからサバニャが追ってきていた、私は足を止めてサバニャの話を聞くことにした。

「どうしたのそんなに慌てて」

「とてつもなくしょうもないと思うけどさ、ラゴニアってなんだか怖いんだよね」

私はサバニャに正直に伝えた。

「私も怖いと思うのだ~だってアレって龍人族だもん~」

龍人族は気性が荒いとは聞いていたが……ここまで怖くなるのか???

「まぁ私も龍人族に食べられかけた身だし、怖がるのは仕方ないのだ」

「そうなの?龍人族って本の中でしか見た事が無かったからさ、あんなに怖いとは思ってなかったんだよ~」

私はさりげなくサバニャの頭を吸っていた。

「ご主人……話の途中でわたしを吸うのはやめるのだ」

「これぞ……猫吸い」

「そういえば龍人族は肉料理が大好物と聞いたことがあるのだ」

「龍人族って肉食なんだね、つまりラゴニアと仲良くなるには焼肉食べ放題に連れていけばいいのでは?」

「この学校には無いのだ、でもホットプレートと肉ならあるけど」

「そうなの?というかここの購買ってどうなってるんだろ」

「行ってみようか、ご主人」

私とサバニャは一緒に購買の建物に向かった、そして目の前に広がった光景は凄かった。

「おぉぉ……台所用品や便利用品まで揃ってるぞ」

そこは購買どころの話ではなく大きな道具屋だった。

「これホットプレート、支給されてる金で買えるよ~」

「まさかだけど食堂利用券と金を分けてる理由って……まさかここにある物を買うため?」

「多分そうだね、筆記具とかあるし無くなったらここで買えばいいってことだね」

(すごく便利な学校だなぁ……そうだ、ホットプレートを買わないと、あと洗剤とスポンジも)

私とサバニャは焼き肉道具一式を買い揃え、肉を選んでいった。

「出来るだけマシな肉を選ばないとな」

(確か生臭い肉とかも売られてる可能性があるって本に書いてあったような無かったようなぁ……)

私は本の知識を頼りに安全そうな肉を買った。

「この牛っていう奴の肉を買おう!」

(確かこの牛ってのは転生者が元居た場所の生物だっけ、まぁ生体なんて見た事が無いんだけどさ)

そして私たちは台車で焼き肉道具と肉、あと調味料を乗せて寮に戻っていった。

「しかしこれを持ちながらだととっても目立つなぁ」

「だね~なんだか周りの目が痛いような気がするのだ~」

痛い目線を耐え抜き、寮に帰ってきてリビングの机にホットプレートを置いた。電源は必要ないようだ。

「これって確か魔力が籠った石が発熱して肉を焼くっていう物だよね」

「そうなの?私こういう構造知らないんだ~」

私は本の知識をフル回転させていった、するとイラストリアとケリーがやってきた。

「あらあら、どうしたんです~?」

「ケリー、料理って得意なのかな?」

「まぁまぁ得意ですよ~」

「そうか、なら焼肉パーティーするぞ!」

私は肉を掲げ、場の空気は盛り上がった。

「じゃ、焼いて行きますよ~」

ケリーが肉をホットプレートに置くと美味しそうな音と匂いが一気に部屋中に拡散した。

「おぉぉ~」

「すごい……です。おいしそう……です」

その場にいる4人はとても盛り上がっていたが、ラゴニアは自室に閉じこもっているようだ。

「私ちょっとラゴニアの部屋を開けてくる」

私はラゴニアの部屋の扉を開けた、するとラゴニアはよだれをたらしながらこっちに来た。

「おいしそうな肉……の匂い」

「ほらほら、こっちですよ~」

ラゴニアは席に着くとよだれをたらしまくり、床を汚していた。

(後で床を拭かないとね……)

そして焼肉パーティーが始まり、みんなは肉を焼いては食べ、焼いては食べを繰り返していた。

「それ……私の……お肉」

「いや、これ私の肉だが!?」

「こらこらラゴニアとイラストリア、喧嘩しないの~」

ラゴニアとイラストリアは肉の取り合いをしていてそれを治めるケリー、その光景を見ながら肉を食べる私とサバニャがいた。

(とっても楽しそうだなぁ、これでラゴニアと仲良くなれたらいいのに)

その時廊下に通じるところから音が鳴り、その場所を見るとそこに居たのは先生だった。

「あら先生、どうしたんですか?」

「……お前らだけで焼き肉パーティーはずる過ぎるだろー!私も混ぜんかいー!」

先生はビールを片手に焼き肉パーティーに参戦してきた。

「いやビール持ち込みっていいんですか?」

「いいのいいの、私先生だから~」

「ずるいのだ」

こうしてなんとも騒がしい焼肉パーティーになっていったのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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