140話 リベンジ文化祭
翌日、急遽開催された文化祭は少しスケールダウンしたが、全く質が下がったとは言えなかった。
「さて、ここからスイーツを売っていくよ」
私たちは飲食をやるのだが昨日の簡易キッチンは借り物で返却済み。今日は昨日から出来上がったスイーツを売っていくことしかできなかった。
「その場で作れないから保存できるスイーツを作っていってたのね」
「ああ、マカロンやバウムクーヘン、クッキーやフィナンシェやその他の水分量が少なく中まで火が通ったスイーツを作ったんだ」
「昨日とメニューが違うけど客来るのかな……」
文化祭が始まると続々と私たちの飲食店に客が訪れたのだった。
「うおおお!!いらっしゃいませぇ!!」
私たちは昨日作ったスイーツの在庫を確認しつつ客にスイーツを販売していった。
「ってもうバウムクーヘンが無くなりそうだよ!?」
「まだ在庫はある!箱から出して切り分けて!」
「分かった!」
こうして私たちは二回目の文化祭を楽しみ、私たちの出し物は前半の時点でほとんどのスイーツが売り切れていた。
「いやぁ~ここまで売れるのが速いとは……」
「後はマカロンだけね、これぐらいすぐに売れるでしょ」
「ああ。そうだな」
するとリネンとリネンの姉がやってきた。
「みんな、来たよ」
「リネンとその姉だ!」
「スイーツを売ってるの?」
「そうだ、だけど昨日の方がクオリティーは良かったかな」
「ふふっ、いたずらのせいかしら?」
「そうなんだけどさ……こうして開催できてるから結果オーライって言う面もあるんだよね」
「へぇ~」
そして文化祭は午後の1時間だけになり最後のマカロンが売れた。
「完売!!みんなありがとう!!」
「ああ、とにかく完売してよかったな……売れ残ったら私達が食べないといけなかったし」
「だね、私たち他の人たちがやってる屋台とかに行っていい?」
「ああ、後かたずけは先生に任せとけ!」
こうして私たちクラスメイトは残り一時間という短い時間の中、どうにかして文化祭を楽しむことになったのだった。
「文化祭サイコー!!!」
こうして私の思い出にまた一つ物事が追加されたのだった。
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