139話 いたずら好きの姉
学校に辿り着き私たちはリネンの姉を縄でぐるぐる巻きにした。
「後これは回収しておかないと次元の扉を開かせちゃうからね」
「そうか、とりあえず起こすぞ」
私たちは頭に水魔法を少しだけ垂らしていった。そして顔に水が現れ始めるとリネンの姉は飛び起きた。
「うわぁ!?なんだこれ!?」
「御目覚めかな?」
「リネンと知らない奴らだ!!!」
「お姉ちゃん、他の人に迷惑をかけたらだめって言ったでしょ?」
「どうして~?」
リネンの姉はどうしていたずらをしてはいけないのか分からない様子だった。
「どうしてって、他の人に迷惑がかかるから!この人たちもお姉ちゃんのいたずらで迷惑を被ったんだから!」
その時司書さんが騒ぎを聞きつけて走ってきた。
「どうしたんだって思ったら縄でぐるぐる巻きにされてる奴が居るなぁ」
「司書さん、こいつが文化祭をめちゃくちゃにした奴です」
「そうかぁ~それで?そう責任をとってくれようか……」
司書さんは少しだけ怒りをにじませながらリネンの姉の顔を凝視した。
「何だよもぉ……いたずらをしたらダメなのはわかってたけど性が許さなかったのよ……」
「なら明日、文化祭を再度行うけどいたずらをしないと約束できる?」
「一日だけ?」
「ああ、一日だけでいいんだ」
するとリネンの姉は自力で縄をちぎった。
「分かった、なら一日だけ大人しくしておくわ」
「お姉ちゃん……後で説教だから」
「ただしリネンの説教は避けれないです~」
「ドンマイ」
こうして文化祭を再び開催することになり私たち含む学生は再び大忙しになったのだった。
「よっしゃ今から文化祭の準備をするぞ!!!」
「うおおお!!!!」
「もう……はしゃぎすぎだ」
リネンとリネンの姉はその場に置いてけぼりのを見た先生は声をかけた。
「もしよかったら明日こっそり文化祭に来てみたら?」
「いいのか?」
「ええ、拒みはしないよ」
「なら明日、お世話になろうかな」
こうして私たちは文化祭の準備を始めていき、メルキッシュ先生と共にスイーツを前々から作っていくことにしたのだった。
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