132話 試作
レシピを写し終えた私たちは二手に分かれた。一つの班はキッチンを作る、もう一つの班はレシピを見ながら試作品を作ることにしたのだった。
「私とエラストとイラストリアが試作品を製作しないといけないのか」
「仕方ない、やるしかないぞ」
「そうだね……それで材料はどうするの?」
「購買にあるでしょ」
私たちは購買に行き、小麦粉や卵を業者並みに買ったのだった。
(しかしこれ業者って間違われないよな?)
「小麦粉こんなにいるのか?」
「いると思う……」
「まぁそれだけ間違い出来るしいいでしょ」
そして私たちは家庭科室を借りて試作品を作り始めた。
「えーと?小麦粉に卵と……難しいなぁ~」
「スイーツを作ってる人凄いよこれ」
「けむた……」
私たちは悪戦苦闘した、そして出来上がった試作品は真っ黒こげで食べれたものじゃなかった。
「うっす……」
「これ食べれるの?」
「食べてみる……」
イラストリアが真っ黒こげの試作品を食べた、すると地面を転がり回った。
「にがぁぁ」
「イラストリア大丈夫か!?」
「……やりすぎたか」
「イラストリア!?イラストリア!?」
私はイラストリアの肩を掴んで揺さぶった。そしてイラストリアの気が元に戻ったと同時に何がいけなかったのか話し合った。
「まず焼きすぎたね」
「うん、あと砂糖が多すぎた」
「まずかった」
「うーん、もっと砂糖を計量しないといけないのか」
そして私たちは夕方になるまで試作品を作っていった。その数は数百個。その内大失敗の試作品はおよそ60個失敗の試作品は20個成功の試作品は25個ぐらいだった。
「おーこれいい感じじゃない?」
「終盤になっていくうちに上手くなっていったな」
「うん……よかった」
そして私たちは成功した試作品の良かった点をまとめ、失敗した試作品の悪かった部分もまとめたのだった。そして文化祭まで私たちはこんな感じで苦労していくのだった。
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