131話 文化的な出し物
翌日、私たちは文化祭の出し物について話し合っていた。
「人数が少ないからアクティブに遊ぶようなものは出来ないよね」
「だとしたら飲食店か?私はアリだぞ」
その時サバニャは少し奇抜な出し物を言った。
「なら魔法公開実験はどう?私たちは特別なんだから」
「確かに特別だね」
「題材にする魔法は何にするんだ?」
「そうだなぁ~こんな硬い机から花を咲かせる魔法とか?」
考えれば考えるほど悩むので魔法公開実験は無しにしようとなったのだった。
「だったら飲食店になるけど」
「もうそれでいいと思う……」
こうして私たちの出し物は飲食店になり、そして私たちはその準備に取り掛かったのだった。
(しかしどういう飲食店なのか決めないとな)
「それでどんな飲食店にするの?」
「焼き肉は……さすがに駄目か」
「スイーツ屋はどう?」
「安価で大量に生産できるからありだと思う」
そして方向性が決まり、私たちはスイーツのレシピを学ぶために非公開図書館に向かった。
(ここにはスイーツのレシピの一つや二つあるだろう)
「これはホットケーキのレシピ、これはマカロン」
「これを一日で覚えるのは難しいな」
「だからノートに書き写してるんでしょ?」
私たちは文句を言いながらノートにレシピを写していった、すると3年が知らぬ顔でノートに水をたらした。
「ちょっとあなたたち!?」
「おっと水がこぼれちまった」
3年は薄ら笑いを浮かべていた。水をたらされたノートはぐちゃぐちゃになっていて読めた物じゃなかった。
(ここで暴れたらだめだ……)
私は3年の前に立ちふさがった。
「なんだお前?」
「謝れ」
「何が上級生に謝れだ?」
私は少しだけムカつき指で3年の腹を突いた。
「いい?謝るんだ。私の気が変わらないうちにね」
「指で腹を爆破するのか?やってみろよ」
私は遠慮なく奴の腹を爆破させた。
「ゴフッ」
「ステラ!?」
周りのみんなは私が本当に爆破させると思わずに驚いていた。だが私は爆破させた次の瞬間、奴の腹を回復魔法で癒していたのだった。
「あれ……穴がない」
「だから言ったのに、謝ればいいのに」
私は濡れたノートを3年に投げつけた。
「これ持ってどっか行きな」
「う……」
3年はうめき声を出しながらどこかに行った。
「さてと、一から写し直しだね」
「ああ、少し気に食わないがやっていくしかねぇよな」
こうして一から書き写さなければならなくなったがこれもまた思い出として残るのだろう。
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