123話 アジトの攻撃
数日の移動の間、敵からの攻撃もありつつ奴らのアジトに向かい、ようやくアジトの近くにたどり着いた。
「ようやくたどり着いた……ここか……」
「そうだね~人がいっぱいいるよ」
「火を放って壊滅させたいな」
私たちは馬車を見つからない場所に隠し、そしてアジトの入り口に向かっていった。
「恐らく扉を開けたら敵が居るだろう、気を引き締めろ」
「分かりました~」
「では開けるぞ……」
先生はドアを開けると早速真正面にアンチマジックシールドを張り、さらに対物シールドも張った。
「とりあえずはこれで目の前の光景をじっくり観察できるな」
「敵もわんさかいるけどね……イラストリア、あの能力を自由に出せるか?」
「分からない……けどやってみる」
イラストリアが真正面に立つと気張り始めた。
「ふんぬぬぬぬぬ」
「何か変な何かが出そうだな」
そして出てきたのは腕の長さしかない触手だった。
「……もっと伸びないのかな」
「やってみる」
私はイラストリアに魔力を供給しながら触手を伸ばそうとしていた、だがイラストリアの体が傷つかない限り伸びることは無かった。
「うーん、能力を発揮させるためには自傷が有効なのか……」
「なら突撃してくる」
イラストリアは一人で特攻し始め、もちろん奴らはイラストリアを攻撃する。
「どんどんきて!」
イラストリアの体がボロボロになっていくにつれて触手の本数が増え、かつ太くなって色が黒くなっていった。
「命を吸い取る」
イラストリアの触手が奴らの体にぶっ刺さるとそいつはドロドロに溶けてイラストリアの傷を癒していった。
(いつ見てもイラストリアの能力は規格外だ……私でもやられそうだ)
「イラストリア!やっちゃえ!」
その時一瞬のうちにイラストリアの触手が私の頭に触れていた。
「あれ……これまずくないか?」
私の体はドロドロに溶けず、逆に活力が湧いてきた。
「先生、ちょっと私も行ってきます」
「ああ、気をつけて暴れてこい」
先生はニヤッとしながらこう言った。私はイラストリアが伸ばしてきた触手を掴み、一気にイラストリアがいる場所まで飛んでいった。
「ひゃっほぉい!やるじゃねぇかイラストリア!」
「うん」
私は槍を手にして向かってくる奴らと戦った。
(もしかしてイラストリアの能力は今なお成長を続けているのか?敵の生命力を吸収して味方に分け与える……のか?)
私とイラストリアは戦いに来ている奴らを溶かして回復したり突いたりして処理していったのだった。そしてこの魔族を信仰する奴のリーダーと私たちが対峙するのだった。
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