122話 魔法の遠投
「どうせあの岩陰とかに居るんだろ!」
先生が空に向けて魔法を撃った。魔法は球になって岩陰に着弾した。
「うーん、ハズレか」
(もしかして敵が何処に居るか分かってないのか?だとしたら!)
「サバニャ!ちょっと出るよ!」
「んにゃ!?」
私はサバニャを脇に抱えて先生のもとに走った。
「先生!サバニャです!」
「へぇ、ステラの考えてること、はっきりわかった。サバニャ、敵の居る場所を探してほしい」
「分かったよぉ」
サバニャは地面に跪いて敵を探し始めた。
「うみゃみゃみゃ」
「どうだ?見つかったか?」
「向こうの方角に居るけど遠すぎてどの距離か分からない」
「助かるサバニャ、これで狙いを定めることが出来る!」
(しかし敵はどうしてこちらを見ているんだ?遠いのなら私たちかどうかわからないだろう)
私は何故敵がこちらを正確に攻撃で来ているか疑問だった。そして先生が次の魔法を撃とうとした時、真正面から魔法が飛んできていた。
「敵の攻撃か」
「私が守る!」
私は魔法を唱え、飛んできた魔法と相殺した。
「助かる、だがこの角度で飛んできたのならもう距離や角度はもう確定した!」
先生は先ほどより上に角度を合わせて魔法を放った。すると魔法は流星のように輝きながら着弾した。すると物陰から人が飛び出てきた。
「ほーら出てきた。私たちでも視認できる距離ってのは分かっていたがギリギリだな……」
「私行ってくる」
「ああ、頼んだ」
私は体内魔力濃度を高め、段階的加速を使った。
(段階的加速……!)
そして私は地面を蹴りスタートを切った。
「ウオリャァアアア!!!」
「うわぁぁあ!!!」
そして私は槍を出し、奴の心臓を貫いた。
「ゴフッ」
「攻撃するからこうなるんだ、顔じゃないだけマシだ」
私はそう言って槍を引き抜いた。
「さてと、みんなの元に戻るかぁ」
(どうせもう休憩は終わりだろう)
私はみんなの元に戻り、馬車に乗り込んだ。
(この戦いって一体どうしたらどちらも救われるんだろうか……)
私は両者とも救われる道を探していた、そして私はみんなが思いつかなさそうな事を思いついたのだった。
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