109話 捕虜
無事に英霊5体を撃破し、エラストを捕縛した私たちは早速尋問をし始めた。
「どうして奴らの仲間に入ったんだ?」
先生はそう言いながら転移石をエラストから取り上げた。
「それは……分からない」
「先生、エラストはどうするんですか?」
「一旦は学校の地下に幽閉かな、毎日2時間ぐらい尋問するぐらいの勢いで取り掛からないと」
そして一旦地上に出てエラストは縄でぐるぐる巻き、そして船に担ぎ込んだ。
「とりあえずは目標達成かな」
「焚書の切れ端も5枚取り戻したしここに居る理由は無いな」
「もうちょっとここに居ようよ」
「そこは学生に任せる、私は少し眠る」
先生は船の中に入っていき、私たちの答えは一つだけだった。
「もう少しここに居ようかな」
「賛成だ、反対意見の奴はいるか?」
ラゴニアがそう言った、どうやら沈黙のようで肯定ととれる空気だった。
「ならスイさんに少しだけこの島に留まれるか聞いてくる」
「分かった、頼むぞ」
私はスイさんにもう少しこの島に留まれるか確認を取った。
「スイさん、もう少しだけこの島に留まれます?」
「留まれるけどどうかしたの?」
「少しだけこの島を観光したくてね、何か観光スポットないです?」
「観光か……いいだろう。少しだけ観光してから帰るとするか」
こうして焚書の切れ端争奪戦が終わり、ここから消化試合風の観光が始まるのだった。そして私含む学生たちは観光で大はしゃぎするのだった。
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