102話 メテオストライク
サバニャは新たな焚書の切れ端の反応を見つけたようでスイさんに向かってほしい所を言っていた。
「右に向かってほしいの」
「分かった、そこに焚書の切れ端があるんだな」
「うぃ」
そして焚書の切れ端の場所に向かう間に私は槍を見ていた。
(綺麗に私の顔が映る、輝きが凄いなぁ)
私の顔を反射させて遊んでいると先生がやってきた。
「せんせーだー」
「槍にステラの顔を反射させてたの?」
「そうだね、綺麗に映るからね」
「ステラの顔が綺麗に映るのか、刃毀れなしって事ね」
そう先生は言うと槍の刃先を見た。
「そう言えばあなたが持ってる能力に段階的加速があるでしょ?」
「ありますね、それがどうかしました?」
「もしかしたらなんだけど敵に段階的加速を付与したら制御出来ずに自滅すると思うな」
「確かにラゴニアのように自滅するかも、だけどどうして急にそんなことを?」
「次の焚書の切れ端の場所にたどり着いたらラゴニアと一緒に向かってほしい。ラゴニアの戦いを見るチャンスだしどれだけ速さを制御出来てるのか見てみたい」
「それで自滅しかけたら私が制御したらいいって事ね」
「そう言う事~だからラゴニアを頼むよ」
先生はそう言ってラゴニアを探しに行った。
(ラゴニアの速さは私でも追いつけないほど、それを制御しろってのは少し無茶のような気がする……)
そして焚書の切れ端の近くにたどり着くと船が止まった。
「もう焚書の切れ端の場所に着いたのかな」
甲板に出るとスイさんが前方を見ていた。
「こりゃ魔族を信仰する奴が既に焚書の切れ端を手に入れてるな」
「ならそいつとの戦いですね」
「持っている武器は弓、遠距離からチクチク攻撃してくるだろう」
「ならラゴニアと行ってきます」
「頼む、むやみに船を近づけさせれば攻撃してくるかもだからな」
私はラゴニアを呼びに船内に入っていった。
(ラゴニアは多分あの英霊三人衆に固められているだろう)
「あっステラ!助けてくれ~!」
「ラゴニア、何してるのよ」
ラゴニアは英霊三人衆の椅子になっていた。それを私は引っ張った。
「ほら、焚書の切れ端を見つけたから行くぞ」
「助かる~」
私はラゴニアを引っ張って甲板に向かった。
「ドラゴンになってあそこまで飛んでくれない?」
「いいが何がいるんだ?」
「魔族を信仰する奴」
「おっけ、潰しに行こうか」
そして私はラゴニアに乗って魔族を信仰する奴の元に向かうのだった。その後ろをあの英霊三人組は固まって私たちの後を追ってきたのだった。
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