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いつも犬と散歩する道で初恋の相手に会いました。一生忘れられない出会いでした。

作者: うずらの卵。

私は高校二年の妙子。愛犬の花子と散歩しているの。

いつもの散歩コースは今は春で桜が満開で、

とてもロマンチックなの。

いつか彼氏が出来たら手を繋いで歩くのが私の夢なの。

桜を見ながら歩いていると、いきなり声を掛けられた。

「こんにちは、もしかして妙子ちゃん?」

私が振り替えると、そこにはどこか見覚えのあるイケメンが立っていたの。桜をバックに絵になるイケメンが。

「もしかして、小さい時お隣に住んでいた忠士君?」

「覚えててくれた?親父の転勤で引っ越したけど、又こっちに戻って来たんだよ」

それじゃ、それじゃ、これからはもしかして、もしかしなくても、きゃーきゃー。

私は頭の中で忠士君とこの道を手を繋いで歩く事を想像した。

「良く私の事覚えててくれたのね」

私は頬を赤らめて聞いた。

すると忠士君が言ったんだ「勿論妙子ちゃんの事は1日たりとも忘れた事がないからね」

私はもう天にも昇る気持ちだった。

「そんなに私の事思っててくれたの?」私は恥ずかしそうに聞いた。

「そりゃー、覚えてるよ昔から変わらないおかっぱ頭に団子っ鼻、そのぽってりとしたタラコ唇のちんちくりん、他を探しても中々いないキャラだからね、アハハハハ」

私は後先考えずに、思いっきり目の前の憎たらしい男の顔面にパンチを繰り出していた。

そして、鼻息を荒くして花子と共にその場を後にしたのだった。

今思い出すと、あの男は顔は良いけど口が悪い男だった。

私の初恋は最悪の結果で砕け散ったのだった。


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