ハッピーアニマル④
「ケースあった俺こっち!」
瑠衣は少し小さい猫の肉球マークが付いたケースを取った
「じゃあ私はこっちかな」
恵は瑠衣のケースより一回り大きい羽のマークが付いたケースを取った
「なぁ中身ちょっと見てかないか?」
ワクワクした瑠衣が今にもケースを開けそうにしながら恵に聞く
「まったく瑠衣は少しだからね外で命と烏さん達も待ってるんだから」
「じゃ!失礼して!」
カチャ…カチャ
「なんだこれ」
瑠衣のケースの中には小さな拳銃が入っていた
拳銃の持ち手には肉球の刻印スライド部分には小さな水晶が付いていた
「なによこれ」
恵のケースの中には木製のボルトアクション?見たいなどこかで見た事あるような銃が入っており
ストック部分に羽の刻印トリガーの上部分に小さな水晶が付いていた
「これって銃だよな」
瑠衣が手を震わせながら青ざめた顔で恵を見る
「たっ多分烏さん達に聞いてみよう」
2人はケースを持って1人と2匹が待ってる場所に急いだ
「おい!なんだよこれ!ちょっと2匹ともこっちこい!」
瑠衣が烏と猫を引っ張って観覧車の中に戻って行く
「カッカッカッ何をする小娘!」
「貴様何をするにゃ!」
「命お姉ちゃん達烏さんと猫さんに聞きたいことあるから待ってて!」
「うっうん」
命はキョトンとした目でちょこんと座り込んで待っていた
「カッカッカッなんじゃ!小娘!」
「この中身銃じゃねぇか!!」
「カッカッカッそれは選ばれし者が最後の1人になるための道具だ」
「私達と契約したらその銃に付いた水晶の色が変わるのその水晶を銃で撃つにゃ」
「つまりなんだ12人は願いを叶えるために殺し合いをしろって言うのか!?」
瑠衣はケースをブンブンさせながら言う
「カッカッカッなにも殺さなくてよい水晶を撃てばいいのじゃ」
烏は自信満々に胸を貼りながら言う
「あのところでケースの中を見て思ったのだけど銃はあっても弾が入ってないんだけど」
恵が冷静にケースをまた開けながら2匹に聞く
「カッカッカッ良く気づいた!さすがワシが選んだ小娘よ!弾は人っ子の何かを消費して水晶から銃に補充されていくのだ」
「なにかってなんだよ!」
「神の使いによって弾は変わるにゃそしてそのなにかは所有者に教えてはいけない決まりなのにゃ」
毛ずくろいしながら答える猫
「つまりもしかしたら烏さん達は私の命を削るかもしれないってこと?」
「うそだろ……」
瑠衣が青ざめた顔で恵を見る
「カッカッカッそうかもしれぬしそうじゃないかもしれぬ」
烏が羽をバタバタとしながら言う
「なんだよそれ!死ぬなら俺はやりたくねぇよ」
ケースを猫の方に投げで瑠衣が怯えながら言う
「それでも願いを叶えるためには必要なことにゃ」
「猫さんの言う通りだよ私は壊れちゃった世界を戻したい!」